DROP ROUTE (Transact-SQL)

適用対象: SQL ServerAzure SQL Managed Instance

ルートを削除し、その情報を現在のデータベースのルーティング テーブルから削除します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

DROP ROUTE route_name  
[ ; ]  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

route_name
削除するルートの名前を指定します。 サーバー名、データベース名、スキーマ名は指定できません。

解説

ルートを格納するルーティング テーブルは、カタログ ビュー sys.routes を介して読み取ることができるメタデータ テーブルです。 このルーティング テーブルは、CREATE ROUTE、ALTER ROUTE、DROP ROUTE ステートメントでのみ更新できます。

メッセージ交換でルートが使用されているかどうかに関係なく、ルートを削除することができますが、 しかし、リモート サービスへのルートが他に存在しない場合は、リモート サービスへのルートが作成されるか、メッセージ交換がタイムアウトになるまで、メッセージ交換のメッセージは転送キューに残ります。

アクセス許可

ルートを削除する権限は、既定ではルートの所有者、db_ddladmin 固定データベース ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバー、および sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーに与えられています。

次の例では、ExpenseRoute ルートを削除します。

DROP ROUTE ExpenseRoute ;  

参照

ALTER ROUTE (Transact-SQL)
CREATE ROUTE (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)
sys.routes (Transact-SQL)