VMM ファブリックでのファイル記憶域の設定
重要
このバージョンの Virtual Machine Manager (VMM) がサポート終了に達しました。 VMM 2022 にアップグレードすることをお勧めします。
System Center - Virtual Machine Manager (VMM) 記憶域ファブリックで SMB 3.0 をサポートしているファイル記憶域を管理できます。 これには、Windows ファイル サーバー、スケールアウト ファイル サーバー (SOFS)、EMC や NetApp などのサードパーティからのネットワーク接続ストレージ (NAS) デバイスが含まれます。
この記事では、VMM ファブリックにファイル記憶域を追加する方法について説明します。 ファイル共有がファブリックで使用できるようになった後には、これらを Hyper-V ホストおよびクラスターに割り当てることができます。
VMM ファブリックへのファイル共有の追加
ファイル サーバーを追加すると、サーバーに現在存在するすべての共有が VMM によって自動的に検出されます。
- [ファブリック>ストレージ][リソースの>追加]>[ストレージ デバイス] の順に選択します。
- [記憶デバイスの追加ウィザード][プロバイダーの種類の選択] で [Windows ベースのファイル サーバーを管理対象記憶デバイスとして追加] を選択し、VMM コンソールで 1 つまたはクラスター化されたファイル サーバーを管理します。
- [ 検出スコープの指定] で、ファイル サーバーのアドレスまたは名前を指定します。 仮想マシン ホストが配置されているドメインによって信頼されていないドメイン内にファイル サーバーが存在する場合は、 [このコンピューターは信頼されていない Active Directory ドメインにある] を選択します。 ファイル サーバーにアクセスできる実行アカウントを選択します。
- [情報を集める] で、VMM は共有についての情報を自動的に検出してファイル サーバーにインポートしようとします。 検出プロセスが成功すると、ファイル サーバーに関する情報が表示されます。 処理が完了したら、[次へ] を選択します。
- [記憶デバイスを選択する] で、VMM で管理するファイル共有を選択します。
- [ 概要] で設定を確認し、[完了] を選択 します。
ファイル共有を作成する
ファイル サーバーにファイル共有を作成する必要があります。 これを行うと、VMM によって自動的にアクセス許可が割り当てられます。
- [ ファブリック>ストレージ>プロバイダー] を選択します。
- ファイル サーバー >> を選択します。
- [ファイル共有の作成] で、共有を作成するパスを指定します。 存在しない場合は、VMM によって作成されます。
ファイル共有の割り当て
ファイル共有を記憶域として使用する VM の作成先のホストにファイル共有を割り当てることができます。
[ファブリック>サーバー] [すべてのホスト]> を選択し、構成するホストノードまたはクラスター ノードを選択します。
[ホストの>プロパティ] で、[プロパティ] [ホスト アクセス]> を選択します。 実行アカウントを指定します。 既定では、ホストを VMM に追加するために使用された実行アカウントが表示されます。 [実行アカウント] ボックスで、アカウント設定を構成します。 VMM サービスに使用するアカウントを使用することはできません。
- VMM サービス アカウントにドメイン アカウントを使用した場合は、ファイル サーバー上のローカルの管理者グループにドメイン アカウントを追加します。
- VMM サービス アカウントにローカル システム アカウントを使用した場合は、ファイル サーバー上のローカルの管理者グループに VMM 管理サーバーのコンピューター アカウントを追加します。 たとえば、VMMServer01 という名前の VMM 管理サーバーの場合、コンピューター アカウント VMMServer01$ を追加します。
- SMB 3.0 ファイル共有にアクセスする任意のホストまたはホスト クラスターは、実行アカウントを使用して VMM に追加されている必要があります。 VMM は、この実行アカウントを自動的に使用して、SMB 3.0 ファイル共有にアクセスします。
- ホストまたはホスト クラスターを追加したときに明示的なユーザー資格情報を指定した場合は、VMM からホストまたはクラスターを削除し、実行アカウントを使用して再度追加できます。
[ホスト名のプロパティ>] [ストレージ]> [ファイル共有の追加] の順に選択します。
[ ファイル共有パス] で、必要な SMB 3.0 ファイル共有を選択し、[ OK] を選択します。 ホストにアクセス権があることを確認するには、[ジョブ] ワークスペースを開き、ジョブの状態を表示します。 または、ホストのプロパティをもう一度開き、[ ストレージ ] タブを選択します。[ ファイル共有] で、SMB 3.0 ファイル共有を選択します。 緑色のチェック マークが [ファイル共有へのアクセス] の横に表示されることを確認します。
SMB 3.0 ファイル共有にアクセスするスタンドアロン ホスト、またはクラスター内のすべてのノードに対して、この手順を繰り返します。
次の手順
Hyper-V ホストまたはクラスターを設定したら、VM のプロビジョニングについて学習してください。
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