パブリック ロード バランサーを実装する

完了

管理者は、パブリック ロード バランサーを使用して、受信トラフィックのパブリック IP アドレスとポート番号を、仮想マシンのプライベート IP アドレスとポート番号にマップします。 このマッピングは、仮想マシンからの応答トラフィック用に構成することもできます。

特定の種類のトラフィックを複数の仮想マシンやサービスに分散するには、負荷分散規則を使用します。 この方法を使用すると、受信 Web 要求トラフィックの負荷を複数の Web サーバー間で共有できます。

ビジネス シナリオ

インターネット トラフィックが、パブリック ロード バランサーが実装された Web 層サブネット内の仮想マシンに到達しようとするシナリオを考えてみましょう。 インターネット クライアントは Web ページの要求を、TCP ポート 80 の Web アプリのパブリック IP アドレスに送信します。 Azure Load Balancer は、トラフィックをインターセプトし、定義された負荷分散規則に従って負荷分散セット内の仮想マシン全体に要求を分散します。 次の図ではこのシナリオを強調しています。

Diagram showing how a public load balancer works as described in the text.