ボットをデプロイする

完了

ボットの開発が完了したら、Azure にデプロイできます。 ボットのホスト方法の具体的な詳細は、使用したプログラミング言語と基になるランタイムによって異なります。しかし、デプロイの基本的な手順は同じです。

ボットをサポートするために必要な Azure リソースを作成する

リソースへのアクセスに使用できる ID をボットに提供し、ボット アプリケーション サービスでボットをホストできるよう、Azure アプリケーション登録を作成する必要があります。

Azure アプリを登録する

アプリケーションの登録を作成するには、Azure コマンド ライン インターフェイス (CLI) の az ad app create コマンドを使用して、アプリ ID の表示名とパスワードを指定します。 このコマンドにより、アプリが登録され、次のステップで必要になる一意のアプリケーション ID を含む登録情報が返されます。

ボット アプリケーション サービスを作成する

ボットには、ボット チャンネル登録リソースと、それに関連付けられたアプリケーション サービスおよびアプリケーション サービス プランが必要です。 これらのリソースを作成するには、ボットの作成に使用した Bot Framework SDK テンプレートで提供されている Azure リソース デプロイ テンプレートを使用できます。 az deployment group create コマンドを実行し、デプロイ テンプレートを参照して、ボット アプリケーション登録の ID (az ad app create コマンドの出力) と登録時に指定したパスワードを指定するだけです。

デプロイ用にボットを準備する

ボットを準備するために実行する必要がある具体的な手順は、その作成に使用したプログラミング言語によって異なります。 C# と JavaScript のボットの場合は、az bot prepare-deploy コマンドを使用して、適切なパッケージの依存関係とビルド ファイルを使用してボットが適切に構成されるようにできます。 Python のボットの場合は、デプロイ環境にインストールする必要があるパッケージの依存関係が列記されている requirements.txt ファイルを含める必要があります。

ボットを Web アプリとしてデプロイする

最後のステップでは、ボットのアプリケーション ファイルを zip アーカイブにパッケージ化し、az webapp deployment source config-zip コマンドを使用して、前に作成した Azure リソースにボットのコードをデプロイします。

デプロイが完了したら、Azure portal でボットをテストして構成できます。

詳細情報

ボットのデプロイの詳細については、Bot Framework SDK のドキュメントを参照してください。