演習: サンプル クエリ

完了

前のユニットでは、KQL クエリの一般的な構造を調べました。 ここで、いくつかのサンプル クエリを実行してみましょう。

クエリのデモ環境にアクセスする

KQL を使用する一部の製品では、クエリの練習に使用できる無料の環境が用意されています。 以下で、使用するクエリ環境に対応するタブを 1 つ選択してください。

Azure Data Explorer には、さまざまな種類のデータが事前に読み込まれたヘルプ クラスターが用意されています。 このクラスターには、Azure Data Explorer の Web UI を使用してアクセスできます。

前提条件

この環境には、Microsoft アカウントまたは Microsoft Entra ユーザー ID が必要です。

サンプル クエリを実行する

次のクエリは、"洪水による物的損害の上位 10 件は何か" という質問に回答します。

StormEvents
| where EventType == "Flood"
| sort by DamageProperty desc
| take 10

以下では、クエリでデータが処理される方法について、順を追って分析します。

  1. 表形式の入力として、StormEvents テーブルからクエリが開始されます。
  2. EventType 列が Flood と完全に等しいレコードでフィルター処理されます。
  3. 結果リストが、DamageProperty 列の値別に降順で並べ替えられます。
  4. 最後に、上位 10 件のレコードが返されます。