はじめに

完了

Azure Cloud Shell はブラウザーでアクセスできるコマンドライン環境であり、Azure リソースを管理できます。 これにより、Bash または PowerShell のうち作業に最適なシェル エクスペリエンスを選択できる柔軟性が提供されます。 従来、コマンドラインで Azure リソースを操作するには、必要なコンポーネントをローカル コンピューター (PC、Mac、Linux) にインストールする必要があります。 Cloud Shell は認証された対話型シェルですが、ローカル コンピューターには入っていません。

あなたは Contoso Corporation の IT 管理者であり、クラウド インフラストラクチャを担当しています。そのインフラストラクチャで会社はアプリケーションをホストしています。 これらのアプリケーションでは、Azure VM、Azure BLOB ストレージ、Azure ネットワークなど、さまざまなクラウド リソースが使用されています。 さまざまな状況で、仕事用ノート PC を使用していないとき、これらのクラウド リソースに対して操作を実行するように求められます。 友人のノート PC、スマートフォン、または別のパソコンが使用することもあります。

このモジュールでは、Cloud Shell の概要、そのしくみ、組織のニーズを満たすソリューションとしてどのようなときに Azure Cloud Shell を使用すべきかについて説明します。

学習の目的

このモジュールでは、次のことを行います。

  • Azure Cloud Shell とその機能について説明する。
  • Cloud Shell が組織のニーズを満たすかどうかを判断する
  • Cloud Shell の使用と、複数セッションでのファイルの保持の方法を認識する