ARM 上の Windows の概要 - ARM ベースのプロセッサをネイティブ サポートするように .NET アプリケーションを移植する
このモジュールでは、Windows オペレーティング システムが Arm プロセッサを搭載したデバイスにどのように対応するかについて説明します。 また、Arm64 アーキテクチャ用のビルド構成を追加して、Arm ベースのデバイス上で Windows アプリケーションを使用するエクスペリエンスを向上させる方法についても説明します。 このトレーニングでは、新しい Arm ベースのバージョンの Windows アプリをテスト、デバッグ、トラブルシューティングする方法についても説明します。
学習の目的
このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
- ARM 上の Windows について説明する。
- Windows アプリケーション用の ARM ネイティブ ビルドを用意することが重要である理由を理解する。
- Visual Studio を使用して ARM64 ビルドを構成する。
- ARM 仮想マシン上で ARM64 ビルドをテストする。
- Visual Studio でリモート デバッグを使用して Arm64 ビルドをデバッグする。
- ARM ビルドで発生する一般的な問題のトラブルシューティングを行う。
前提条件
このモジュールを開始するには、前提条件として、次のツール、知識、経験が必要です。
- Visual Studio に関する知識と、初心者レベルのソース コードのコンパイルに関する知識。
- .NET デスクトップ開発ワークロードおよび .NET 6.0 SDK とともにインストールされた Visual Studio 2022。
- Intel ベースの x86 および x64、Arm32 および Arm64 などのプロセッサ アーキテクチャに関する初心者レベルの知識。
- Azure サブスクリプションを有し、仮想マシンを作成し接続する方法に関する初心者レベルの知識を持っている。 (テストの場合は省略可能)。