証明書サービス (certsvc) は、Windows Server 2016 へのアップグレード後に開始されません

この記事では、Microsoft Windows Server 2016 へのアップグレード後に Certificate Services (certsvc) が起動しない問題の解決策について説明します。

適用対象: Windows Server 2016
元の KB 番号: 3205641

現象

Windows Server 2012または Windows Server 2012 R2 のインプレース アップグレードをWindows Server 2016した後、Active Directory Certificate Services (certsvc) が起動しない可能性があります。 サービス管理コンソール (services.msc) からサービスを手動で開始しようとすると、次のエラー メッセージが表示され、試行が失敗する可能性があります。

Windows では、ローカル コンピューターで Active Directory Certificate Services サービスを開始できませんでした。 エラー 1058: サービスが無効になっているか、関連付けられているデバイスが有効になっていないため、サービスを開始できません。

さらに、Certificate Services スナップインから Active Directory Certificate Services を起動しようとすると、失敗し、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

タイトル: Microsoft Active Directory 証明書サービス
サービスが無効になっているか、デバイスが有効になっていないため、サービスを開始できません。
0x422 (WIN32: 1058 ERROR_SERVICE_DISABLED)

注:

  • サービスの開始に失敗した場合、システム ログまたはアプリケーション ログにイベントは記録されません。
  • この問題は、さまざまな構成で発生する可能性があります。 たとえば、ドメイン参加済み、ドメイン以外の参加済み、エンタープライズ証明機関、スタンドアロン証明機関など

回避策

この問題から回復するには、コンピューターを再起動します。 Active Directory 証明書サービスは、コンピューターの再起動後に自動的に開始されます。

状態

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。