com:ComServer

windows.comServer 型のパッケージ拡張ポイントを宣言します。 comServer 拡張機能には、ExeServerSurrogateServerProgIdTreatAsClass の 4 種類の登録が含まれる場合があります。

要素の階層

<パッケージ>

    <アプリケーション>

         <Application>

              <拡張機能>

                   <com:Extension>

                        <com:ComServer>

構文

<com:ComServer>

  <!-- Child elements -->
  com:ExeServer{0,1000},
  com:SurrogateServer{0,1000},
  com:ProgId{0,10000},
  com:TreatAsClass{0,10000}

</com:ComServer>

キー

{} 特定の出現範囲

属性と要素

属性

なし。

子要素

子要素 説明
com:ExeServer 1 つまたは複数のクラス登録で ExeServer を登録します。
com:SurrogateServer SurrogateServer を 1 つまたは複数のクラス登録に登録します。
com:ProgId CLSID に関連付けることができるプログラム識別子 (ProgID)。
com:TreatAsClass TreatAs サブキーを使用した CLSID 登録に対応する登録。

親要素

親要素 説明
com:Extension COM 登録をアプリ パッケージの外部のクライアントに公開する機能を提供します。

注釈

マルチアプリケーション パッケージでは、COM サーバーの登録を適切な Applications/Application マニフェスト要素の下に配置することが重要です。COM サーバー プロセスは、先祖の Applications/Application 要素の ID で実行されるためです。

マニフェストに登録されている COM サーバーは、常にパッケージとしてアクティブ化 (AAP) 動作を取得します。つまり、COM サーバーは、パッケージとアプリケーション要求が追加されたユーザー セッションの既定のトークンで実行されます。 これは、COM サーバーがクライアントのトークンを使用して実行される、従来登録された COM サーバーの既定のアクティブ化動作とは異なります。 ほとんどのアプリケーションでは、クライアントは通常、ユーザー セッションの既定のトークンで実行されるため、この違いは目立ちません。 RunAs などの他のアクティブ化動作はサポートされていません。

注意

別の登録に依存する comServer 内の登録 ( ProgIdクラスを参照する場合など) は、同じ comServer 拡張機能に含まれている必要があります。

Applications/Application 要素の下に複数の comServer 拡張機能を含めることも可能ですが、これは必須でも推奨もありません。

必要条件

Item
Namespace http://schemas.microsoft.com/appx/manifest/com/windows10
Minimum OS Version Windows 10 バージョン 1703 (ビルド 15063)