マネージド コードのバイナリ コード分析を有効/無効にする

マネージド コード プロジェクトの各ビルドの後で実行されるように、レガシ コード分析 (バイナリ分析) を構成できます。 また、デバッグやリリースなど、ビルド構成ごとに異なる設定を使用することもできます。

Note

.NET Core アプリや .NET Standard アプリなど、新しいプロジェクトの種類にはレガシ分析を使用できません。 これらのプロジェクトのコードを分析するには、ライブ時とビルド時のどちらについても、.NET Compiler Platform ベースのコード アナライザーを使用します。 これらのプロジェクトでソース コード分析を無効にする方法については、ソース コード分析を無効にする方法に関する記事を参照してください。

レガシ コード分析を有効または無効にするには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  2. プロジェクトのプロパティ ダイアログ ボックスで、[コード分析] タブに移動します。

  3. [構成] でビルドの種類を指定し、[プラットフォーム] でターゲット プラットフォームを指定します。 (.NET Core または .NET Standard 以外のプロジェクトのみ。)

  4. 自動コード分析を有効または無効にするには、[バイナリ アナライザー] セクションの [ビルド時に実行] チェック ボックスをオンまたはオフにします。

    Run binary code analysis on build option in Visual Studio

  5. レガシ分析を無効にする必要がある場合は、プロジェクト ファイルでレガシ コード分析が無効になっていることを確認します。 RunCodeAnalysis プロパティを false に設定します。

    <RunCodeAnalysis>false</RunCodeAnalysis>

Note

ビルド時のバイナリ コード分析を無効にしても、.NET Compiler Platform ベースのコード アナライザーには影響しません。それらを NuGet パッケージとしてインストールした場合は、ビルド時に常に実行されます。 これらのアナライザーから分析を無効にする方法については、ソース コード分析を無効にする方法に関する記事を参照してください。