Install Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development

Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development は、Visual Studio 2015 付属のインストール可能なコンポーネントです。 クロス プラットフォームの Visual Studio テンプレートが含まれており、クロス プラットフォーム ツールおよび SDK をインストールしてすぐに開始できるようにします。それらを自分で検索、ダウンロード、構成する必要はありません。 これらのツールを Visual Studio で使用することで、クロス プラットフォーム プロジェクトを簡単に作成、編集、デバッグ、テストできます。 このトピックでは、Visual Studio を使用してクロス プラットフォーム アプリを開発するために必要なツールとサード パーティのソフトウェアをインストールする方法について説明します。 コンポーネントの概要については、「 Visual C++ クロスプラットフォーム モバイル」をご覧ください。

要件
ツールの取得
ツールのインストール
Install tools for iOS
手動による依存関係のインストールまたは更新

要件

  • インストール要件については、「 Visual Studio 2015 のシステム要件」をご覧ください。

    重要

    Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を使用している場合は、従来の Windows アプリケーション、Android Native Activity アプリおよびライブラリ、iOS 用のアプリとコード ライブラリのためのコードを開発できますが、Windows ストア アプリまたはユニバーサル Windows アプリのコードは開発できません。

    特定のデバイス プラットフォームのアプリをビルドするには、いくつかの追加要件があります。

  • Windows Phone エミュレーターおよび Microsoft Visual Studio Emulator for Android には、Hyper-V を実行できるコンピューターが必要です。 エミュレーターをインストールして実行する前に、Windows の Hyper-V 機能を有効にする必要があります。 詳細については、エミュレーターのシステム要件をご覧ください。

  • Android SDK に付属している x86 Android エミュレーターは、Intel HAXM ドライバーを実行できるコンピューター向けに最適化されています。 このドライバーには、VT-x および Execute Disable Bit をサポートしている Intel x64 プロセッサが必要です。 詳しくは、「 Intel® Hardware Accelerated Execution Manager のインストール手順 - Microsoft Windows」をご覧ください。

  • iOS 用のコードをビルドするには、Apple ID、iOS Developer Program アカウント、Xcode 6 以降を OS X Mavericks 以降のバージョンで実行できる Mac コンピューターが必要です。 簡単なインストール手順については、「 Install tools for iOS」をご覧ください。

ツールの取得

Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development は、Visual Studio の Community、Professional、Enterprise エディションに付属しているインストール可能なコンポーネントです。 Visual Studio を入手するには、「Visual Studio 2015 のダウンロード」のページにアクセスして、Visual Studio 2015 with Update 2 以降をインストールしてください。

ツールのインストール

Visual Studio 2015 のインストーラーには、Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development をインストールするオプションが含まれています。 このオプションを選択すると、必要な C++ 言語ツール、Visual Studio 用のテンプレートとコンポーネント、Android のビルドとデバッグに必要な GCC および Clang ツールセット、iOS 開発用の Mac と通信するためのコンポーネントがインストールされます。 また、iOS および Android アプリの開発をサポートするために必要なサードパーティ製のツールとソフトウェア開発キットもすべてインストールされます。 これらのサードパーティ製ツールのほとんどは、Android プラットフォームのサポートに必要なオープン ソースのソフトウェアです。

  • Android Native Development Kit (NDK) は、Android プラットフォームを対象にした C++ コードをビルドする場合に必要になります。

  • Android のビルド プロセスには、Android SDK、Apache Ant、および Java SE Development Kit が必要です。

  • Microsoft Visual Studio Emulator for Android は、コードをテストおよびデバッグするのに役立つ、オプションの高パフォーマンス エミュレーターです。

Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development とサードパーティ製ツールをインストールするには

  1. ツールの取得」のリンクに従ってダウンロードした Visual Studio 2015 インストーラーを実行します。 オプションのコンポーネントをインストールするために、インストールの種類として [カスタム] を選びます。 [次へ] を選んで、インストールするオプションのコンポーネントを選びます。

  2. [機能の選択] で、 [クロス プラットフォームのモバイル開発] を展開し、 [Visual C++ モバイル開発]を選択します。

    [Visual C++ モバイル開発] を選択する

    既定では、[Visual C++ モバイル開発] を選ぶと、[プログラミング言語] オプションは [Visual C++] をインストールするように設定され、[共通ツールおよびソフトウェア開発キット] オプションは必要なサード パーティ製コンポーネントをインストールするように設定されます。 必要な場合、その他のコンポーネントを選択することができます。 既定では、[Microsoft Visual Studio Emulator for Android] も選ばれます。 既にインストールされているコンポーネントは、一覧では非アクティブとして表示されます。

    ユニバーサル Windows アプリをビルドし、Android および iOS プロジェクトとの間でコードを共有するには、[機能の選択] で、[Windows 開発と Web 開発] を展開し、[ユニバーサル Windows アプリ開発ツール] をオンにします。 ユニバーサル Windows アプリをビルドする予定がない場合は、このオプションを省略できます。

    [次へ] を選択して続行します。

  3. サードパーティ製コンポーネントには、それぞれ独自のライセンス条項があります。 ライセンス条項を表示するには、各コンポーネントの横にある [ライセンス条項] リンクを選びます。 [インストール] を選択して、コンポーネントを追加し、Visual Studio と、Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development をインストールします。

  4. インストールが完了したら、インストーラーを閉じて、コンピューターを再起動します。 サード パーティ製コンポーネントの一部の設定操作は、コンピューターを再起動するまで有効になりません。

    重要

    確実にすべてを正しくインストールするには、再起動する必要があります。

    Microsoft Visual Studio Emulator for Android コンポーネントのインストールが失敗した場合は、お使いのコンピューターで Hyper-V が有効になっていない可能性があります。 [Windows の機能の有効化または無効化] コントロール パネル アプリを使って Hyper-V を有効にしてから、Visual Studio インストーラーをもう一度実行ます。

    注意

    お使いのコンピューターまたは Windows のバージョンで Hyper-V がサポートされていない場合は、Microsoft Visual Studio Emulator for Android コンポーネントを使用できません。 Windows の Home エディションには、Hyper-V のサポートが含まれていません。

  5. Visual Studio を開きます。 Visual Studio を実行するのが初めての場合は、構成してサインインするまでに時間がかかることがあります。 Visual Studio の準備が完了したら、 [ツール] メニューで [拡張機能と更新プログラム][更新プログラム]の順に選びます。 Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development または Microsoft Visual Studio Emulator for Android 用の利用可能な Visual Studio の更新プログラムがある場合は、それらをインストールします。

Install tools for iOS

Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development を使用して、iOS コードを編集およびデバッグし、iOS シミュレーターまたは iOS デバイスに配置することができます。ただし、ライセンスの制限により、コードのビルドはリモートの Mac 上で行わなければなりません。 Visual Studio を使用して iOS アプリをビルドおよび実行するには、Mac 上にリモート エージェントをセットアップして構成する必要があります。 インストール方法、前提条件、構成オプションについて詳しくは、「 Install And Configure Tools to Build using iOS」をご覧ください。 iOS 用にビルドするのでない場合は、この手順を省略できます。

手動による依存関係のインストールまたは更新

Visual C++ のモバイル開発オプションをインストールする際に、サードパーティの 1 つ以上の依存関係を Visual Studio インストーラーでインストールしないことにした場合、それらの依存関係は、後で「 Install the tools」の手順に従ってインストールできます。 また、Visual Studio とは別にインストールまたは更新することもできます。

注意事項

Java 以外の依存関係は、任意の順序でインストールできます。 JDK は、Android SDK をインストールする前にインストールして構成する必要があります。

次の情報を参照し、リンクを使用して、従属関係を手動でインストールします。

  • Java SE 開発キット

    既定では、インストーラーによって Java のツールが C:\Program Files (x86)\Java に格納されます。

  • Android SDK

    インストール中に、推奨されたとおりに API を更新します。 最低でも Android 5.0 Lollipop (API レベル 21) の SDK がインストールされていることを確認します。 既定では、インストーラーによって Android SDK が C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk に格納されます。

    Android SDK ディレクトリにある SDK Manager アプリをもう一度実行すると、SDK を更新したり、オプション ツールや追加の API レベルをインストールしたりできます。 [管理者として実行] を使用して SDK Manager アプリを実行しなければ、更新のインストールが失敗する可能性があります。 Android アプリのビルドで問題が発生した場合は、SDK Manager を確認して、インストール済み SDK の更新プログラムの有無を調べてください。

    Android SDK に付属している Android エミュレーターのいくつかを使用するには、オプションの Intel HAXM ドライバーをインストールする必要があります。 Intel HAXM ドライバーを正常にインストールするには、Windows から Hyper-V 機能を削除する必要がある場合があります。 Windows Phone エミュレーターおよび Microsoft Visual Studio Emulator for Android を使用するには、Hyper-V 機能を復元する必要があります。

  • Android NDK

    既定では、インストーラーによって Android NDK が C:\ProgramData\Microsoft\AndroidNDK に格納されます。 Android NDK をもう一度ダウンロードしてインストールすると、NDK のインストールを更新できます。

  • Apache Ant

    既定では、インストーラーによって Apache Ant が C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Apps に格納されます。

  • Microsoft Visual Studio Emulator for Android

    Microsoft Visual Studio Emulator for Android は、Visual Studio ギャラリーからインストールおよび更新できます。

    ほとんどの場合、Visual Studio によって、インストールしたサードパーティ製ソフトウェアの構成が検出され、内部環境変数にインストール パスが保持されます。 これらのクロス プラットフォーム開発ツールの既定のパスは、Visual Studio IDE でオーバーライドできます。

サード パーティのツールのパスを設定するには

  1. Visual Studio のメニュー バーで、 [ツール][オプション]の順に選びます。

  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、 [クロス プラットフォーム][C++]の順に展開し、 [Android]を選びます。

    Android ツールのパス オプション

  3. ツールが使用するパスを変更するには、パスの横にあるチェック ボックスをオンにして、テキスト ボックスでフォルダー パスを編集します。 参照ボタン (...) を使用して [場所を選択] ダイアログを開き、フォルダーを選ぶこともできます。

  4. [OK] を選んで、カスタム ツール フォルダーの場所を保存します。

関連項目

iOS を使用してビルドするためのツールのインストールおよび構成
Visual C++ クロスプラットフォーム モバイル