Visual Studio Tools for Unity の概要

このセクションでは、Visual Studio Tools for Unity から提供される機能の概要と、Unity を使用する開発の生産性を向上させる方法について説明します。

Visual Studio tools Unity (VSTU) を利用すると、Visual Studio を使用して C# でゲームとエディター スクリプトを記述した後、強力なデバッガーを使用してエラーを検出して修正できます。 VSTU の最新リリースでは、Unity の ShaderLab シェーダー言語の構文の色分け、デバッガーの視覚化機能の向上、および、MonoBehavior ウィザードによるコード生成の機能強化などが行われました。 また、VSTU により、Unity のプロジェクト ファイル、コンソール メッセージ、およびゲームを開始する機能が Visual Studio に統合されるため、コードの記述中に Unity エディターとの間で切り替える手間を少なくできます。

これらの機能に関する詳細を、このあと説明します。

Unity との統合


Unity エディターと Visual Studio を常に切り替えながら作業しなければならないとすると、Visual Studio Tools for Unity は生産性向上ツールであるとは言えません。 そのような理由から、Visual Studio Tools for Unity では、Visual Studio を離れずに簡単に作業できるようになっています。

  • Unity プロジェクト エクスプローラーを使用すると、Unity エディターに表示されるのと同じ階層構造で Visual Studio から Unity プロジェクト全体を見ることができます。

  • Unity コンソールとの統合により、Visual Studio のエラー ウィンドウに Unity コンソールからの出力が表示されます。

  • Visual Studio からゲームのデバッグを開始できます。Unity に切り替える必要はなく、F5 キーを押すだけです。

優れたデバッグ機能


スタンドアロンで実行されているか Unity エディターで実行されているかに関係なく、Visual Studio の強力なデバッガーを Unity ゲームに接続して、C# スクリプトと DLL をデバッグできます。 Visual Studio によって提供されるすべてのデバッグ機能を使用できます。

  • ブレークポイント (条件付きブレークポイントを含む)。

  • [ウォッチ] ウィンドウでの複雑な式の評価。

  • 変数および引数の値の検査と変更。

  • 複雑なオブジェクトやデータ構造体へのドリルダウン。

    さらに、ネットワーク上の別のコンピューターで実行されている Unity ゲームであっても、デバッグできます。

生産性


C# コードの記述とリファクタリングについての Visual Studio の確立された生産性に加えて、Visual Studio Tools for Unity は Unity 開発者のために追加の生産性機能を提供します。

  • Unity の ShaderLab 言語の構文が色分け表示されるため、バグになる前にシェーダーで間違いを見つけるために役立ちます。 これは、ShaderLab ファイルを Visual Studio で開くだけで機能します。

  • MonoBehavior ウィザードを使用すると、Unity の動作の一覧を参照し、使い慣れていない動作であっても、定型的なコードを作成できます。 Ctrl + Shift + M キーを押します。

  • よく使用する Unity の動作に慣れてきたら、クイック MonoBehavior ウィザードを使用して簡単に入力できます。 Ctrl + ALT + Q キーを押します。

  • Visual Studio から Unity のドキュメントにアクセスできます。 説明を読みたい API 呼び出しを強調表示し、Ctrl + ALT+M を押し、Ctrl + H を押します。

  • これらの機能すべてと、その他の機能は、キーボード ショートカットでアクセスできます。

Visual Studio Tools for Unity の API


提供されている API を使用して、Visual Studio Tools for Unity の動作のカスタマイズや拡張を行えます。

  • Visual Studio Tools for Unity では、Unity コンソールを Visual Studio にストリーミングできるよう、Unity にログ コールバックを登録します。 情報を記録するエディター スクリプトがあれば、同じコールバックにそれらのスクリプトをプラグインして、Visual Studio にメッセージを送信できます。 詳細については、ログのコールバックの例を参照してください。

  • Visual Studio Tools for Unity がプロジェクト ファイルを生成する方法を変更するには、Unity のスタイル コールバック ProjectFileGeneration を使用します。 詳細については、プロジェクト ファイル生成の例を参照してください。

関連項目


Unity ホームページ