CV_call_e

関数の呼び出し規則を指定します。

Note

ここに記載されているのは、最も一般的な列挙値のみです。 完全な列挙型は、cvconst.h ヘッダー ファイルにあります。

構文

typedef enum CV_call_e {
    CV_CALL_NEAR_C    = 0x00,
    CV_CALL_NEAR_FAST = 0x04,
    CV_CALL_NEAR_STD  = 0x07,
    CV_CALL_NEAR_SYS  = 0x09,
    CV_CALL_THISCALL  = 0x0b,
    CV_CALL_CLRCALL   = 0x16
} CV_call_e;

要素

要素 説明
CV_CALL_NEAR_C 右から左に近いプッシュを使用して関数呼び出し規則を指定します。
呼び出し元の関数はスタックをクリアします。
CV_CALL_NEAR_FAST レジスタを持つほぼ左から右へのプッシュを使用して、関数呼び出し規則を指定します。
呼び出された関数は、パラメーターバイトの合計を使用してスタックをクリアします。
CV_CALL_NEAR_STD 近い標準呼び出し (右から左へのプッシュ) を使用して関数呼び出し
規則を指定します。
CV_CALL_NEAR_SYS 近くのシステム呼び出しを使用して関数呼び出し規則を指定します。
CV_CALL_THISCALL call(this レジスタに渡されるポインター) を使用してthis関数呼び出し
規則を指定します。
CV_CALL_CLRCALL 共通言語ランタイム (CLR) で使用される関数呼び出し規則 (マネージ コード呼び出し規則とも呼ばれます)
を指定します。

解説

この列挙型の値は、IDiaSymbol::get_callingConvention メソッドの呼び出しによって返されます。

要件

ヘッダー: cvconst.h

こちらもご覧ください