Windows インストーラー パッケージを編集する
Windows インストーラー モデルは、データに基づいて処理されます。 たとえば、ファイルをコピーしてレジストリ エントリを書き込むための手続き型スクリプトを記述するのではなく、ファイルとレジストリのデータを含むデータベース テーブルの行と列を編集します。
データベース エントリ
VSPackage をインストールするには、Windows インストーラー パッケージに次のタスクを実行するためのデータベース エントリが含まれている必要があります。
システムを検索して、VSPackage でサポートされる Visual Studio のバージョンを探します (AppSearch、CompLocator、RegLocator、DrLocator、Signature を含む Windows インストーラー テーブルを使用します)。
サポートされているバージョンの Visual Studio がインストールされていない場合、または VSPackage の別のシステム要件が満たされていない場合、インストールをキャンセルします (LaunchCondition テーブルを使用)。
VSPackage ファイルと依存ファイルをインストールします (ディレクトリ、コンポーネント、ファイル テーブルを使用)。
VSPackage の適切な情報をレジストリに追加します (レジストリ テーブルを使用)。
devenv.exe /setup を呼び出して、Visual Studio に VSPackage を統合します (CustomAction テーブルを使用)。
詳細については、「Windows インストーラー」を参照してください。
セットアップ ツール
さまざまなサードパーティ製セットアップ ツールによって、Windows インストーラー パッケージの開発環境が提供されます。 次の無料のツールを使用できます。
InstallShield Limited Edition
Visual Studio の [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスでは、InstallShield の限定バージョンを取得できます。 [その他のプロジェクトの種類] を展開し、[セットアップと配置] を選択します。 InstallShield テンプレートを選択します。
Windows インストーラー XML (WiX) ツールセット
Windows インストーラー XML (WiX) ツールセットでは、XML ソース ファイルから Windows インストーラー パッケージをビルドします。 WiX ツールセットは、Microsoft オープンソース プロジェクトです。 Wix ツールセットからソース コードと実行可能ファイルをダウンロードできます。
Visual Studio SDK を使用して Visual Studio に統合する商用製品の場合は、Visual Studio Marketplace を参照してください。