IntelliSense の使用方法

Visual Studio 2017 RC の最新のドキュメントの詳細については、Visual Studio 2017 RC ドキュメントをご参照ください。

IntelliSense とは、メンバーの一覧、パラメーター ヒント、クイック ヒント、入力候補など多数の機能を指す総称です。 これらの機能により、使用中のコードに関する情報の確認、入力中のパラメーターの追跡、プロパティおよびメソッドの呼び出しの追加などが、わずかなキーストロークで可能になります。

IntelliSense には、言語によって異なる要素が多数あります。 各言語の IntelliSense の詳細については、「参照」に示されているトピックを参照してください。

リスト メンバー

トリガーの文字 (マネージ コードではピリオド (.)、C++ では ::) を入力すると、型 (または名前空間) の有効なメンバーが一覧表示されます。 文字の入力を続けると、入力した文字で始まるメンバーだけが含まれるように、一覧がフィルター処理されます。

項目を選択した後、Tab キーを押すか空白を入力することによって、その項目をコードに挿入できます。 項目を選択してピリオドを入力した場合、項目がピリオドの前に表示され、ピリオドによって別のメンバー一覧が表示されます。 項目を選択した場合、挿入する前に、項目のクイック ヒントが表示されます。

メンバーの一覧で、左側にあるアイコンは、名前空間、クラス、関数、変数など、メンバーの種類を表します。 アイコンの一覧については、「[クラス ビュー] ウィンドウとオブジェクト ブラウザーのアイコン」を参照してください。 一覧が長い場合は、PageUp キーまたは PageDown キーを使用して、一覧内を上下に移動できます。

Visual Studio のメンバーの一覧

メンバーの一覧機能を起動するには、Ctrl キーを押しながら J キーを押すか、[編集]、[IntelliSense]、[メンバーの一覧] の順にクリックするか、エディターのツール バーで [メンバーの一覧] をクリックします。 空白行または認識可能なスコープの外で呼び出された場合、メンバー一覧にはグローバル名前空間にあるシンボルが表示されます。

既定でメンバーの一覧を無効にする (明確に指定しなければ表示されないようにする) には、[ツール]、[オプション]、[すべての言語] の順にクリックし、[自動メンバー表示] をオフにします。 特定の言語に対してのみメンバーの一覧を無効にするには、その言語の [全般] 設定で指定します。

入力したテキストのみがコードに挿入される提案モードに変更することもできます。 たとえば、一覧にない識別子を入力して Tab キーを押すと、完了モードでは、入力した識別子がエントリに置き換わります。 完了モードと提案モードを切り替えるには、Ctrl キーと Alt キーを押しながら Space キーを押すか、[編集]、[IntelliSense]、[完了モードの切り替え] の順にクリックします。

パラメーター ヒント

パラメーター ヒントでは、メソッド、属性、ジェネリック型パラメーター (C#)、またはテンプレート (C++) で必要とされるパラメーターの数、名前、およびデータ型について情報を確認できます。

太字のパラメーターは、入力した関数で次に必要なパラメーターを表しています。 オーバーロードされた関数の場合、↑キーと↓キーを使用して、オーバーロードごとに異なるパラメーター情報を表示できます。

パラメーター ヒント

関数やパラメーターに XML ドキュメント コメントによる注釈を付けると、そのコメントがパラメーター ヒントとして表示されます。 詳細については、「XML コード コメントの追加」を参照してください。

パラメーター ヒントを手動で起動するには、[編集]、[IntelliSense]、[パラメーター ヒント] の順にクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Space キーを押すか、エディターのツール バーで [パラメーター ヒント] をクリックします。

クイック ヒント

クイック ヒントでは、コード内の識別子の宣言全体が表示されます。

Visual Studio のクイック ヒント

[メンバーの一覧] ボックスからメンバーを選択した場合も、クイック ヒントが表示されます。

C# コード ファイル内のパラメーター ヒント

クイック ヒントを手動で起動するには、[編集]、[IntelliSense]、[クイック ヒント] の順にクリックするか、Ctrl キーを押しながら I キーを押すか、エディターのツール バーで [クイック ヒント] をクリックします。

関数がオーバーロードされている場合、IntelliSense では一部のオーバーロード形式の情報が表示されないことがあります。

C++ でクイック ヒントをオフにするには、[ツール]、[オプション]、[テキスト エディター]、[C]、[C++]、[詳細設定] の順にクリックし、[自動クイック ヒント] を false に設定します。

入力候補

入力候補では、特定できる部分まで変数名、コマンド名、または関数名を入力すると、残りの部分が補完されます。 入力候補を起動するには、[編集]、[IntelliSense]、[入力候補] の順にクリックするか、Ctrl キーを押しながら Space キーを押すか、エディターのツール バーで [入力候補] をクリックします。

IntelliSense オプション

IntelliSense オプションは、既定でオンになっています。 これらを無効にするには、[ツール]、[オプション]、[テキスト エディター] の順にクリックし、[パラメーター ヒント] をオフにするか、メンバーの一覧機能が不要であれば [自動メンバー表示] をオフにします。

IntelliSense のトラブルシューティング

IntelliSense オプションは、状況によっては意図どおりに機能しません。

カーソルがコード エラーより下にある。 不完全な関数または他のエラーが、コードの中でカーソルより上の位置に存在する場合は、IntelliSense でコード要素を解析できず、IntelliSense を使用できない可能性があります。 この問題は、該当するコードをコメント アウトすることで解決できます。

カーソルがコード コメント内にある。 カーソルがソース ファイルのコメント内にある場合は、IntelliSense を使用できません。

カーソルがリテラル文字列内にある。 次の例のように、リテラル文字列を囲む二重引用符内にカーソルがある場合は、IntelliSense を使用できません。

MessageBox( hWnd, "String literal|") )  

自動オプションがオフになっている。 既定では、IntelliSense は自動的に動作しますが、無効にすることもできます。 入力候補がオフになっている場合でも、IntelliSense 機能は起動できます。

参照

Visual Basic 固有の IntelliSense
Visual C# の IntelliSense
JavaScript IntelliSense
XML コード コメントの追加