コマンド ライン パラメーターを使用して Visual Studio 2017 をインストールする

コマンド プロンプトから Visual Studio 2017 をインストールする場合、さまざまなコマンド ライン パラメーターを使用してインストールを管理またはカスタマイズすることができます。 コマンド ラインから、次の操作を行うことができます。

  • 特定のオプションをあらかじめ選択してインストールする。
  • インストール プロセスを自動化する。
  • 後で使用できるようにインストール ファイルのキャッシュ (レイアウト) を作成する。

コマンド ライン オプションは、セットアップ ブートストラップという、ダウンロード プロセスを開始する約 1 MB の小さなファイルと組み合わせて使用されます。 ブートストラップは、Visual Studio サイトからダウンロードしたときに起動される最初の実行可能ファイルです。 次のリンクから、インストールする製品エディションに応じた最新リリースのブートストラップを直接取得できます。

コマンド ライン パラメーターの一覧

Visual Studio のコマンド ライン パラメーターでは、大文字と小文字は区別されません。

構文: vs_enterprise.exe [command] <options>...

(vs_enterprise.exe は、インストールする製品エディションに適宜置き換えてください。 例については、コマンド ライン パラメーターの例のページを参照してください。)

コマンド 説明
(空白) 製品をインストールします。
modify インストールされている製品を変更します。
update インストールされている製品を更新します。
repair インストールされている製品を修復します。
uninstall インストールされている製品をアンインストールします。
インストール オプション 説明
--installPath <dir> 操作するインスタンスのインストール ディレクトリです。 インストール コマンドの場合、これは省略可能で、インスタンスがインストールされる場所になります。 その他のコマンドでは、これは必須で、以前にインストール済みのインスタンスがインストールされた場所です。
--addProductLang <language-locale> 省略可能: インストールまたは変更操作時に、製品にインストールされる UI 言語パックを決定します。 コマンド ラインに複数回指定して複数の言語パックを追加できます。 指定しない場合、インストールではコンピューターのロケールが使用されます。 詳しくは、このページの「言語ロケールの一覧」セクションをご覧ください。
--removeProductLang <language-locale> 省略可能: インストールまたは変更操作時に、製品から削除される UI 言語パックを決定します。 コマンド ラインに複数回指定して複数の言語パックを追加できます。 詳しくは、このページの「言語ロケールの一覧」セクションをご覧ください。
--add <workload or component ID> 省略可能: 追加するワークロードまたはコンポーネントの ID です。 成果物の必須のコンポーネントはインストールされますが、推奨されるコンポーネントまたは省略可能なコンポーネントはインストールされません。 --includeRecommended--includeOptional を使用して、他のコンポーネントをグローバルに制御できます。 詳細に制御するために、ID に ;includeRecommended または ;includeOptional を追加できます (例: --add Workload1;includeRecommended または --add Workload2;includeRecommended;includeOptional)。 詳しくは、ワークロード ID とコンポーネント ID に関するページをご覧ください。 必要に応じて、このオプションを繰り返すことができます。
--remove <workload or component ID> 省略可能: 削除するワークロードまたはコンポーネントの ID です。 詳しくは、ワークロード ID とコンポーネント ID に関するページをご覧ください。 必要に応じて、このオプションを繰り返すことができます。
--in <path> 省略可能: 応答ファイルへの URI またはパスです。
--all 省略可能: 製品のすべてのワークロードおよびコンポーネントをインストールするかどうかを指定します。
--allWorkloads 省略可能: すべてのワークロードとその必須コンポーネントをインストールし、推奨されるコンポーネントと省略可能なコンポーネントはインストールしません。
--includeRecommended 省略可能: インストールされているワークロードの推奨されるコンポーネントを含めますが、オプションのコンポーネントは含めません。 ワークロードは、--allWorkloads または --add のいずれかで指定されます。
--includeOptional 省略可能: インストールされているワークロードのオプションのコンポーネントを含めますが、推奨されるコンポーネントは含めません。 ワークロードは、--allWorkloads または --add のいずれかで指定されます。
--quiet, -q 省略可能: インストールの実行中にユーザー インターフェイスを表示しません。
--passive, -p 省略可能: ユーザー インターフェイスを表示しますが、ユーザーに対話式操作を要求することはありません。
--norestart 省略可能: 指定した場合、--passive または --quiet を含むコマンドでは、コンピューターを自動的に再起動することはありません (必要な場合)。 --passive または --quiet のどちらも指定されていない場合は、無視されます。
--nickname <name> 省略可能: インストールされている製品に割り当てるニックネームを定義します。 ニックネームは 10 文字を超えることはできません。
--productKey 省略可能: インストールされる製品に使用するプロダクト キーを定義します。 xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx または xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx のいずれかの形式の英数字 25 文字で構成されます。
--help, --?, -h, -? このページのオフライン バージョンを表示します。

注: 複数のワークロードとコンポーネントを指定する場合、項目ごとに --add または --remove コマンド ライン スイッチを繰り返す必要があります。

レイアウト オプション 説明
--layout <dir> オフライン インストールのキャッシュを作成するディレクトリを指定します。 詳細については、「Visual Studio のネットワーク ベース インストールを作成する」を参照してください。
--lang <one or more language-locales> 省略可能: --layout とともに使用して、指定した言語でのリソース パッケージによるオフライン インストール キャッシュを準備します。 詳しくは、このページの「言語ロケールの一覧」セクションをご覧ください。
--add <one or more workload or component IDs> 省略可能: 1 つ以上のワークロード ID またはコンポーネント ID を追加します。 成果物の必須のコンポーネントはインストールされますが、推奨されるコンポーネントまたは省略可能なコンポーネントはインストールされません。 --includeRecommended--includeOptional を使用して、他のコンポーネントをグローバルに制御できます。 詳細に制御するために、ID に ;includeRecommended または ;includeOptional を追加できます (例: --add Workload1;includeRecommended または --add Workload2;includeOptional)。 詳しくは、ワークロード ID とコンポーネント ID に関するページをご覧ください。
注意: --add を使用する場合、指定したワークロードとコンポーネント、およびその依存関係のみがダウンロードされます。 --add が指定されない場合は、すべてのワークロードとコンポーネントがレイアウトにダウンロードされます。
--includeRecommended 省略可能: インストールされているワークロードの推奨されるコンポーネントを含めますが、オプションのコンポーネントは含めません。 ワークロードは、--allWorkloads または --add のいずれかで指定されます。
--includeOptional 省略可能: レイアウトに含まれるワークロードに、推奨および省略可能なコンポーネントが含まれます。 ワークロードは、--add で指定されます。
高度なインストール オプション 説明
--channelId <id> 省略可能: インストールするインスタンスのチャネル ID です。 インストール コマンドでは必須です。--installPath を指定した場合、その他のコマンドは無視されます。
--channelUri <uri> 省略可能: チャネル マニフェストの URI です。 インストール コマンドに使用できます。その他のコマンドでは無視されます。
--installChannelUri <uri> 省略可能: インストールに使用するチャネル マニフェストの URI です。 --channelUri (--installChannelUri を指定した場合は、必ず指定する必要があります) で指定された URI は、更新プログラムを検出するために使用されます。 更新プログラムが必要でない場合は、引数なしで --channelUri を指定する必要があります。 インストール コマンドに使用できます。その他のコマンドでは無視されます。
--installCatalogUri <uri> 省略可能: インストールに使用するカタログ マニフェストの URI です。 指定すると、チャネル マネージャーは、インストール チャネル マニフェストの URI を使用する前に、この URI からカタログ マニフェストをダウンロードしようとします。 このパラメーターは、レイアウトのキャッシュが既にダウンロードされている製品カタログで作成される、オフライン インストールをサポートするために使用されます。 インストール コマンドに使用できます。その他のコマンドでは無視されます。
--productId <id> 省略可能: インストールされるインスタンスの製品 ID です。 これは、通常のインストールの条件下では事前に配布されています。
--wait 省略可能: プロセスは終了コードを返す前に、インストールが完了するまで待機します。 このオプションは、インストールが完了するまで待ってから、そのインストールからのリターン コードを処理する必要があるインストールの自動化に役立ちます。
--locale <language-locale> 省略可能: インストーラー自体のユーザー インターフェイスの表示言語を変更します。 設定は保持されます。 詳しくは、このページの「言語ロケールの一覧」セクションをご覧ください。
--cache 15.2 の新機能、省略可能: 指定した場合、インストールされた後、その後の修復用にパッケージが保持されます。 このオプションでは、その後のインストール、修復、または修正に使用されるグローバル ポリシー設定がオーバーライドされます。 既定のポリシーでは、パッケージをキャッシュします。 アンインストール コマンドでは、これは無視されます。 詳細については、「disable or move the package cache」 (パッケージ キャッシュの無効化または移動) を参照してください。
--nocache 15.2 の新機能、省略可能: 指定した場合、インストールまたは修復された後に、パッケージが削除されます。 必要な場合にのみ、もう一度ダウンロードされ、使用後はもう一度削除されます。 このオプションでは、その後のインストール、修復、または修正に使用されるグローバル ポリシー設定がオーバーライドされます。 既定のポリシーでは、パッケージをキャッシュします。 アンインストール コマンドでは、これは無視されます。 詳細については、「disable or move the package cache」 (パッケージ キャッシュの無効化または移動) を参照してください。

ワークロード ID とコンポーネント ID の一覧

Visual Studio 製品ごとに並べられているワークロード ID とコンポーネント ID の一覧については、「Visual Studio 2017 のワークロード ID とコンポーネント ID」のページを参照してください。

言語ロケールの一覧

言語ロケール 言語
cs-CZ チェコ語
de-DE ドイツ語
en-US 英語
es-ES スペイン語
fr-FR フランス語
it-IT イタリア語
ja-JP 日本語
ko-KR 韓国語
pl-PL ポーランド語
pt-BR ポルトガル語 - ブラジル
ru-RU ロシア語
tr-TR トルコ語
zh-CN 中国語 - 簡体字
zh-TW 中国語 - 繁体字

エラー コード

操作の結果に応じて、%ERRORLEVEL% 環境変数は、次のいずれかの値に設定されます。

結果
0 操作は正常に終了しました
3010 操作は正常に完了しましたが、インストールした製品を使用する前に再起動が必要です
その他 失敗の状態が発生しました。詳細については、ログを参照してください

操作ごとにインストールの進行状況を示す複数のログ ファイルが %TEMP% ディレクトリに生成されます。 フォルダーを日付で並べ替え、dd_bootstrapperdd_clientdd_setup で始まるファイルを探します (それぞれブートストラップ、インストーラー アプリ、セットアップ エンジンを表します)。

関連項目