コード マップ アナライザーを使用して潜在的な問題を検索する

コード マップに対してアナライザーを実行して、複雑すぎるコードや、改良が必要なコードを特定できます。 たとえば、アナライザーを使用して次のような作業を実行できます。

次のものが含まれたコードを見つける 問題の領域を調べて次のことを確認する
ループまたは循環の依存関係 これらを単純化できないか確認する。また、これらの循環をブレークできないか検討する。
多すぎる依存関係 実行している関数が多すぎないか確認する。または、これらの領域を変更した場合の影響を判断する。 適切な形式のコード マップには最小限の数の依存関係が表示される。 コードの保守、変更、テスト、再利用を容易にするために、これらの領域をリファクタリングして依存関係をより明確に定義できないか検討する。または、同様の関数を実行するコードをマージできないか検討する。
依存関係なし 依存関係が必要かどうか確認する。または、このコードを削除する必要があるかどうか確認する。

コード マップの分析

マップのツールバーで、 [レイアウト]>[アナライザー] の順に選択し、実行するアナライザーを選択します。

Analyzer 次のようなノードを特定する
循環参照アナライザー 相互に循環する依存関係を持つノード。 注:ジェネリック グループ内の循環依存関係は、グループを展開してもマップに表示されません。
ハブ検索アナライザー 緊密に連結されたノードの上位 25 % にあるノード

マップ上の他のすべてのノードを非表示にするには

- マップのショートカット メニューを開き、[詳細設定][選択][選択範囲以外を非表示] を選択します。
マップで選ばれていないノードが非表示にされ、アナライザーで新しいノードがハブとして識別されます。
未参照ノード アナライザー 他のノードからの参照がないノード。 注意: コードが使用されていないと見なす前に、これらの各ケースを確認してください。 XAML の依存関係や実行時の依存関係などの特定の依存関係は、コード内で静的には見つかりません。

コード マップのアナライザーは、適用後も引き続き実行されます。 マップを変更すると、適用されたアナライザーが、更新されたマップを自動的に再処理します。 アナライザーの実行を停止するには、マップのツールバーで、 [レイアウト]>[アナライザー] の順に選択します。 選んだアナライザーをオフにします。

ヒント

サイズの非常に大きなマップが存在する場合、アナライザーを実行するとメモリ不足例外が発生する可能性があります。 例外が発生した場合は、マップを編集してスコープを縮小するか、より小さいマップを生成してから、アナライザーを実行します。