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T4 インポート ディレクティブ

Visual Studio の T4 テキスト テンプレートのコード ブロックで import ディレクティブを使用すると、完全修飾名を指定しなくても別の名前空間の要素を参照できます。 これは、C# の using または Visual Basic の imports に相当します。

T4 テキスト テンプレートの作成方法の概要については、「T4 テキスト テンプレートの作成」を参照してください。

import ディレクティブの使用

<#@ import namespace="namespace" #>

この例では、テンプレート コードで System.IO のメンバーの明示的な名前空間を省略できます。

<#@ import namespace="System.IO" #>
<#
   string fileContent = File.ReadAllText("C:\x.txt"); // System.IO.File
#>
The file contains: <#=  fileContent #>

標準インポート

次の名前空間は自動的にインポートされるので、この名前空間のインポート ディレクティブを記述する必要はありません。

  • System

    また、カスタム ディレクティブを使用する場合は、ディレクティブ プロセッサによって一部の名前空間が自動的にインポートされます。

    たとえば、ドメイン固有言語 (DSL) のテンプレートを作成する場合、次の名前空間のインポート ディレクティブを記述する必要はありません。

  • Microsoft.VisualStudio.Modeling

  • DSL の名前空間

関連項目