変数エクスプローラー

変数エクスプローラー ウィンドウは、[R Tools] > [ウィンドウ] > [変数エクスプローラー] (または、 [R Tools] > [データ サイエンスの設定] を使用した場合は Ctrl + 8 キー) を使用して開きます。このウィンドウには、現在の R セッションでの特定のスコープにあるすべての変数が表示されます。 たとえば、変数エクスプローラーを開いて対話型ウィンドウに以下の行を入力したとします。

x <- 42
y <- 43
n <- c(1,2,3,5,8,13)

変数エクスプローラー ウィンドウには次のように表示されます。

Visual Studio の変数エクスプローラー ウィンドウ

より複雑な R データ フレームが定義されているセッションでは、データに移動できます。 たとえば、cars <- mtcars の実行後、変数エクスプローラーでさまざまなノードを展開して、データセット内を移動することができます。

変数エクスプローラーの展開ビュー

変数を削除するには、右クリックして [削除] を選択するか、変数を選択して Del キーを押します。

インクリメンタル検索を使用して、データ フレームで測定項目を検索することもできます。 まず検索対象データ フレームのノードを展開してから、検索ボックスに検索語句を入力します。

詳細 (テーブル) ビュー

多くの場合データは表形式であるため、複合データ型を個別のテーブルとして表示できます。そのためには、虫眼鏡アイコンを選択するか、右クリックして [詳細の表示] を選択します。

変数エクスプローラー

列見出しをクリックすると、その列を基準にデータが並べ替えられます (クリックするたびに昇順と降順が切り替わります)。 Shift キーを押しながら他の列をクリックすると、それらの列が並べ替えの対象として追加されます。 Shift キーを押さずに 1 つの列をクリックすると、単一の列を基準にした並べ替えに戻ります。

列見出しをクリックする順序によって、並べ替えの実行順序が決まります。 たとえば、Shift キーを押しながら cyl 列をクリックし、次に Shift キーを押したまま mpg 列を 2 回クリックすると、リストはシリンダー数の昇順に並べ替えられた後、燃費の降順に並べ替えられます。

2 つの列を基準にしたデータの並べ替えを示すテーブル ビュー。

変数エクスプローラーとテーブル ビューは、別の Visual Studio ウィンドウに表示されるため、作業しやすい配置になるように並べて表示できます。 一般的な操作手順については、「Visual Studio のウィンドウ レイアウトをカスタマイズする」を参照してください。

Excel (またはその他の CSV に対応したアプリケーション) で開く

さらに処理したり分析したりするには、セッション変数を CSV にエクスポートすると便利なことがよくあります。 エクスポートは、変数エクスプローラーの各ノードの横にある小さい Excel のアイコン (Excel エクスポート アイコン) を使うか、項目を右クリックして [CSV アプリで開く] を選びます。 このアイコンを選択すると、%userprofile%\Documents\RTVS_CSV_Exports フォルダーの新規 CSV ファイルにデータが書き込まれ、そのファイルが起動されて、.csv の拡張子に関連付けられているアプリケーションで開きます。

スコープ

既定では、変数エクスプローラーはグローバル スコープで開かれます。 ウィンドウ上部のドロップダウンからパッケージを選択することで、パッケージ スコープに切り替えることができます。

パッケージ スコープが表示された変数エクスプローラー

また、デバッガーのブレークポイントで停止したとき、関数スコープに切り替えることもできます (変数エクスプローラーがデバッグ中のコードの関数スコープに自動的に切り替わることはありません)。

デバッグ中のデータ フレームが表示された変数エクスプローラー

デバッガーでコードをステップ実行するときには、変数エクスプローラーが自動的に関数スコープに切り替わり、関数のローカル変数などが表示されます。

変数エクスプローラーへのデータのインポート

変数エクスプローラー ツール バーの 2 つのコマンド ([R Tools] > [データ] メニューから選択することもできます) を使用して、外部 CSV データセットを R セッションにインポートできます。[データセットを Web URL から R セッションにインポートする][データセットをテキスト ファイルから R セッションにインポートする]の 2 つです。

インポートする CSV ファイルを指定すると、Visual Studio の [データセットのインポート] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで、データ ファイルの解析方法 (つまり、フィールド区切り記号は何か、引用符をどう扱うかなど) を制御するオプションを指定します。 インポートしたデータ フレームのプレビューと元のデータ ファイルを表示することもできます。

[データセットのインポート] ダイアログ ボックス