Office ソリューションを配置する

ClickOnce または Windows インストーラーを使用して、Office ソリューションを配置できます。 ClickOnce を使用すると、ソリューションを配置および更新するために必要な手順の数を減らすことができます。 Windows インストーラーを使用する場合は、ユーザーがソリューションをインストールする際に、ソリューションをどのようにインストールするか、およびセットアップ プログラムがどのページを表示するかを制御できます。

Note

複数のプラットフォームで Office エクスペリエンスを拡張するソリューションの開発に関心がありますか。 新しい Office アドイン モデルを確認してください。 Office アドインの占有領域は、VSTO アドインやソリューションと比較して小さく、その作成には、HTML5、JavaScript、CSS3、XML など、ほぼすべての Web プログラミング テクノロジを使用できます。

ClickOnce を使用してソリューションを配置する

ClickOnce を使用してソリューションを配置するときは、ユーザーがインストールして実行できる中央の場所にソリューションを発行します。 新しいセットアップ プログラムをユーザーに配布しなくても、ソリューションを更新できます。 この配置オプションの方が簡単ですが、ユーザーにカスタム設定ページを表示できません。 また、複数のユーザーがいるコンピューターでは、ソリューションを複数回インストールする必要があります。 「ClickOnce を使用して Office ソリューションを配置する」を参照してください。

Windows インストーラーを使用してソリューションを配置する

Windows インストーラーを使用してソリューションを配置するときは、ユーザーにセットアップ プログラムを配布し、ユーザーがそのプログラムを使用してソリューションをインストールします。 セットアップ プログラムを使用すると、現在のユーザーのみではなく、コンピューターのすべてのユーザーに同時にソリューションをインストールできます。 また、ユーザーがソリューションをインストールするときに表示されるオプションを、少し詳細に制御できます。 たとえば、使用許諾契約を表示したり、ユーザーがソリューションの特定のコンポーネントをインストールできるようにしたりすることができます。 ただし、ソリューションを更新する場合は、新しいセットアップ プログラムを配布する必要があります。 「Windows インストーラーを使用した Office ソリューションの配置」を参照してください。