.NET Framework を使用して ASP.NET アプリをビルドする

Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022 - Azure DevOps Server 2019

Note

この記事では、Azure Pipelines を使用して .NET Framework プロジェクトをビルドすることに焦点を当てます。 .NET Core プロジェクトのヘルプについては、.NET Core に関する記事をご覧ください。

最初のパイプラインの作成

Azure Pipelines を使うのは初めてですか。 その場合は、他のセクションに進む前に、このセクションを試すことをお勧めします。

コードを取得する

GitHub で次のリポジトリをフォークします。

このリポジトリを、Azure DevOps Server 2019 の Git リポジトリにインポートします。

https://github.com/Azure-Samples/app-service-web-dotnet-get-started

サンプル アプリは、.NET 4.8 を使用する Visual Studio ソリューションです。

Azure Pipelines にサインインする

Azure Pipelines にサインインします。 サインインすると、ブラウザーが https://dev.azure.com/my-organization-name に移動し、Azure DevOps ダッシュボーが表示されます。

  1. ブラウザで dev.azure.com にアクセスし、サインインします。
  2. 自分の組織を選択します。
  3. [新しいプロジェクト] を選択して新しいプロジェクトを作成します。または、組織内で最初のプロジェクトを作成する場合は、[プロジェクトの作成] を選択します。
  4. プロジェクト名を入力します。
  5. プロジェクトの [可視性] を選択します。
  6. [作成] を選択します
  1. ブラウザーで、Azure DevOps Server にアクセスします。
  2. コレクションを選択します。
  3. [新しいプロジェクト] を選択して新しいプロジェクトを作成します。または、コレクション内で最初のプロジェクトを作成する場合は、[プロジェクトの作成] を選択します。
  4. プロジェクト名を入力します。
  5. プロジェクトの [可視性] を選択します。
  6. [作成] を選択します

Note

このシナリオは TFS で動作しますが、次の手順の一部は、お使いの TFS のバージョンと厳密に一致していないことがあります。 また、セルフホステッド エージェントを設定する必要があり、場合によってはソフトウェアもインストールします。 新しいユーザーの場合は、最初に無料の Azure DevOps 組織を使ってこの手順を試した方が、よくわかるかもしれません。 その後で、このページの左上隅にあるバージョン選択を Team Foundation Server から Azure DevOps に変更します。

  • 自分のリポジトリにサンプル コードを作成したら、「最初のパイプラインを作成する」の手順に従ってパイプラインを作成し、ASP.NET テンプレートを選びます。 これにより、サンプル リポジトリのコードをビルドするために必要なタスクが自動的に追加されます。

  • パイプラインを保存し、ビルドをキューに配置して、動作を確認します。

ビルド環境

Azure Pipelines を使って .NET Framework プロジェクトをビルドでき、独自のインフラストラクチャをセットアップする必要はありません。 Azure Pipelines の Microsoft ホステッド エージェントには、プロジェクトのビルドに役立つ Visual Studio のいくつかのリリース済みバージョンがあらかじめインストールされています。

  • Windows Server 2022 と Visual Studio 2022 には windows-2022 をお使いください

セルフホステッド エージェントを使ってビルドを実行することもできます。 これは、大きなリポジトリがあり、ビルドのたびに新しいマシンにソース コードをダウンロードするのを避けたい場合に役立ちます。

ビルドはセルフホステッド エージェントで実行されます。 必要なバージョンの Visual Studio がエージェントにインストールされていることを確認します。

複数の構成のビルド

多くの場合、複数の構成でアプリをビルドする必要があります。 次の手順では、"Debug, x86"、"Debug, x64"、"Release, x86"、"Release, x64" の 4 つの構成でアプリをビルドするように上記の例を拡張します。

  1. [変数] タブをクリックして、次の変数を変更します。

    • BuildConfiguration = debug, release
    • BuildPlatform = x86, x64
  2. [タスク] を選び、エージェント ジョブをクリックして、ジョブのオプションを変更します。

    • [複数構成] を選びます。
    • [ビルドのセット] を指定します: BuildConfiguration, BuildPlatform
  3. 複数のビルド エージェントがあり、構成とプラットフォームのペアを並列でビルドしたい場合は、[並列] を選びます。

依存関係を復元する

NuGet タスクを使うと、NuGet パッケージの依存関係をインストールおよび更新できます。 NuGet タスクを使って、Azure Artifacts、NuGet.org、その他の外部または内部の NuGet リポジトリから、NuGet パッケージをダウンロードすることもできます。

このコードでは、同じ組織内のプロジェクト スコープのフィードからソリューションが復元されます。

# Restore from a project scoped feed in the same organization
- task: NuGetCommand@2
  inputs:
    command: 'restore'
    feedsToUse: 'select'
    vstsFeed: 'my-project/my-project-scoped-feed'
    includeNuGetOrg: false
    restoreSolution: '**/*.sln'