コア保留の静的構成オプションの概要

このセクションに記載されている静的構成オプションを使用して、コア保留エンジンの動作を調整できます。

このセクションの内容

トピック 説明

CPMinCores

CPMinCores は、任意の時点でパーク解除状態にできる論理プロセッサの (各 NUMA ノード内のシステムで有効になっているすべての論理プロセッサの観点から見た場合の) 最小比率を指定します。

CPMaxCores

CPMaxCores は、任意の時点でパーク解除状態にできる論理プロセッサの最大比率を指定します (各 NUMA ノード内の論理プロセッサの単位)。

CPIncreaseTime

CPIncreaseTime は、追加論理プロセッサの保留状態から保留解除状態への切り替えが可能になる前に経過しなければならない最小時間を指定します。 時間は、プロセッサ パフォーマンス時間チェック間隔の数の単位で指定されます。

CPDecreaseTime

CPDecreaseTime は、追加論理プロセッサの保留解除状態から保留状態への切り替えが可能になる前に経過しなければならない最小時間を指定します。 時間は、プロセッサ パフォーマンス時間チェック間隔の数の単位で指定されます。

CPConcurrency

CPConcurrency は、ノードのコンカレンシーを判別するためのしきい値を指定します。

CPDistribution

CPDistribution では、ユーティリティの分散先となる論理プロセッサの数を選択するために、コンカレンシー分散で使用する使用率 (%) を指定します。

CPHeadroom

CPHeadroom には、保留解除されているプロセッサのセットのうち最も使用率が低いプロセッサの使用率がより高い場合に、コア保留エンジンによって追加の論理プロセッサが保留解除される原因となる使用率の値が指定されます。 これにより、検出されるコンカレンシーを増やすことができます。

CpLatencyHintUnpark

CPLatencyHintUnpark は、システムの低待機時間ヒントが検出されたときに、パーク解除されるコアの最小数を指定します。

SoftParkLatency

SoftParkLatency スケジューラがソフトパークコアを使用できる予想実行待機時間をマイクロ秒単位で指定します。