IDebugDataSpaces3::ReadTagged メソッド (dbgeng.h)

ReadTagged メソッドは、デバッガー セッションに関連付けられている可能性があるタグ付きデータを読み取ります。

構文

HRESULT ReadTagged(
  [in]            LPGUID Tag,
  [in]            ULONG  Offset,
  [out, optional] PVOID  Buffer,
  [in]            ULONG  BufferSize,
  [out, optional] PULONG TotalSize
);

パラメーター

[in] Tag

要求されたデータを識別する GUID を指定します。

[in] Offset

読み取るデータ内のオフセットを指定します。

[out, optional] Buffer

データを受信します。 BufferNULL の場合、データは返されません。

[in] BufferSize

バッファー バッファーのサイズをバイト単位で指定します。 これは、返される最大バイト数です。

[out, optional] TotalSize

Tag で指定されたデータの合計サイズ (バイト単位) を受け取 ります

戻り値

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。
E_NOINTERFACE
Tag で識別されたデータが見つかりませんでした。
 

このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

注釈

一部のデバッガー セッションでは、任意の追加データを使用できます。 たとえば、ダンプ ファイルを作成するときに、追加情報を含む追加のダンプ情報ファイルも作成される場合があります。 この追加データはグローバル一意識別子でタグ付けされ、 タグを介してのみ取得できます。

LPGUID は、128 ビットの一意識別子へのポインターです。 これは、Microsoft Windows SDK ヘッダー ファイル guiddef.h で定義されています。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

GetNextTagged

IDebugDataSpaces3

IDebugDataSpaces4