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IDataModelScript::Execute メソッド (dbgmodel.h)

Execute メソッドは、最後に成功した Populate 呼び出しの指示に従ってスクリプトのコンテンツを実行し、その内容に従ってデバッガーのオブジェクト モデルを変更します。 言語 (またはスクリプト プロバイダー) で "メイン 関数" が定義されている場合(ユーザー インターフェイスで架空の "スクリプトの実行" ボタンをクリックしたときに作成者が呼び出す関数) は、Execute 操作中に "メイン 関数" は呼び出されません。 Execute 操作は、初期化とオブジェクト モデルの操作のみを実行すると見なすことができます (例: ルート コードの実行と拡張ポイントの設定)。 スクリプトの実行は、スクリプト プロバイダーとスクリプト クライアントの間の双方向通信です。 エラー、デバッグ コントロール、およびその他のセマンティクスは、 IDataModelScript と IDataModelScriptClient の間の通信チャネル全体 渡されます。

実行操作が成功するか失敗するかに応じて、次の 2 つのいずれかが発生します。

正常に戻る場合:

o スクリプトの以前に実行されたコンテンツがフラッシュされ、忘れられる

o スクリプトの前の実行の結果として変更されたオブジェクト モデル操作または拡張ポイントは元に戻されます

o スクリプトの新しい実行のオブジェクト モデル操作と拡張ポイントがアクティブである

失敗した戻り値の場合:

o スクリプトの新しい実行の操作または拡張ポイントは元に戻されます

o スクリプトの以前の状態が復元されます。 すべてのオブジェクト モデル操作と拡張ポイントが復元されます。

o 状態は、正常な Populate 呼び出しの後、実行呼び出しの前の状態である必要があります

適切に記述されたスクリプト プロバイダーとスクリプト環境では、Populate または Unlink ' の呼び出しを介入せずに Execute メソッドを複数回呼び出すことはべき等である必要があることに注意してください。 つまり、行の実行 N 回の呼び出しは、1 回実行を呼び出すのと同じようにユーザーに表示されます。 この実行では、デバッグ ターゲットの状態に副作用を及ぼす結果が生成されないようにする必要があります。 その後、Execute メソッドを介して生成されたブリッジでプロパティ、メソッド、またはイベントを利用すると、実際に副作用の結果が生成される可能性があります。

構文

HRESULT Execute(
  IDataModelScriptClient *client
);

パラメーター

client

実行を要求するクライアントへのインターフェイスをここで渡す必要があります。 スクリプトの実行中にエラーやその他のイベントが発生した場合、クライアントには、このインターフェイスのメソッドを使用して、スクリプト内のエラーとその場所が通知されます。

戻り値

このメソッドは、成功または失敗を示す HRESULT を返します。

要件

要件
Header dbgmodel.h

こちらもご覧ください

IDataModelScript インターフェイス