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RxpDereferenceNetFcb 関数 (fcb.h)

RxpDereferenceNetFcb は、 FCB 構造体の参照カウントをデクリメントします。

構文

LONG RxpDereferenceNetFcb(
  PFCB Fcb
);

パラメーター

Fcb

逆参照される FCB 構造体へのポインター。

戻り値

RxpDereferenceNetFcb は、逆参照の後の最後の参照カウントを返します。

注釈

FCB の参照と逆参照は、FCB に埋め込まれたリソースのため、他のデータ構造とは異なります。 これは、呼び出し元が FCB の状態に関する情報を必要とすることを意味します (終了したかどうか)。 FCB を終了するには、FCB リソースとNET_ROOT名テーブル ロックという 2 つのロックを保持する必要があります。 これらの考慮事項によって、FCB を逆参照する方法が異なります。 したがって、 RxpDereferenceNetFcb は FCB の最終処理を試みません。

このルーチンを呼び出す場合に推奨されるデバッグ用に 、fcb.h に多数のマクロが定義されています。 これらのマクロは、FCB 構造体のファイル構造管理操作に使用される RxpReferenceNetFcb ルーチンまたは RxpDereferenceNetFcb ルーチンのラッパーを提供します。 RxDereferenceNetFcb マクロは、このルーチンを呼び出す推奨される方法です。 このマクロは、 まず RxpTrackDereference ルーチンを呼び出して要求に関する診断情報をログに記録してから 、RxpDereferenceNetFcb ルーチンを呼び出します。

チェックされたビルドでは、 RxpDereferenceNetFcb は、構造体のノード タイプが FCB ではない場合、または最終的な参照カウントが 0 未満の場合に、システムを ASSERT します。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header fcb.h (Fcb.h を含む)
IRQL <= APC_LEVEL

こちらもご覧ください

RxpReferenceNetFcb

RxpTrackDereference

RxpTrackReference

FCB 構造体