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FltIsVolumeWritable 関数 (fltkernel.h)

FltIsVolumeWritable ルーチンは、ボリュームまたはミニフィルター ドライバー インスタンスに対応するディスク デバイスが書き込み可能かどうかを決定します。

構文

NTSTATUS FLTAPI FltIsVolumeWritable(
  [in]  PVOID    FltObject,
  [out] PBOOLEAN IsWritable
);

パラメーター

[in] FltObject

ボリュームまたはインスタンスの不透明なポインター。 関連付けられているボリュームはローカル ファイル システム ボリュームである必要があることに注意してください。

[out] IsWritable

ボリュームが書き込み可能な場合に TRUE を 受け取る呼び出し元によって割り当てられたブール変数へのポインター。 それ 以外の場合は FALSE。

戻り値

FltIsVolumeWritable は、次のいずれかのSTATUS_SUCCESSまたは適切な NTSTATUS 値を返します。

リターン コード 説明
STATUS_INSUFFICIENT_RESOURCES
FltIsVolumeWritable でメモリ割り当てエラーが発生しました。 これはエラー コードです。
STATUS_INVALID_DEVICE_REQUEST
ディスク デバイスは、IOCTL_DISK_IS_WRITABLE要求をサポートしていません。 これはエラー コードです。

注釈

FltIsVolumeWritable は、 指定 されたボリュームまたはインスタンスに関連付けられている基になるストレージ デバイスにIOCTL_DISK_IS_WRITABLE要求を送信します。

Windows Vista より前のバージョンの Windows では、 FltIsVolumeWritable ルーチンは、インスタンスではなくボリュームのみを受け入れます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント FltIsVolumeWritable ルーチンは、Windows Vista 以降のバージョンの Windows で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header fltkernel.h (Fltkernel.h を含む)
Library Fltmgr.lib
[DLL] Fltmgr.sys
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

IOCTL_DISK_IS_WRITABLE