StorPortQueueWorkItem 関数 (storport.h)

StorPortQueueWorkItem は、Storport 作業項目をキューに入れ、システム (カーネル) ワーカー スレッドのコンテキスト内で実行します。

構文

ULONG StorPortQueueWorkItem(
  [in]           PVOID        HwDeviceExtension,
  [in]           PHW_WORKITEM WorkItemCallback,
  [in]           PVOID        Worker,
  [in, optional] PVOID        Context
);

パラメーター

[in] HwDeviceExtension

ホスト バス アダプター (HBA) のハードウェア デバイス拡張機能へのポインター。

[in] WorkItemCallback

ミニポートによって提供される作業項目コールバック ルーチンへのポインター。 このルーチンは、 ワーカー が指すスケジュールされた作業項目を処理するために、システム スレッドのコンテキストで呼び出されます。

[in] Worker

StorPortInitializeWorker によって返される割り当て済みおよび初期化された作業項目の不透明なバッファーへのポインター。

[in, optional] Context

WorkItemCallback のコールバック ルーチンによって処理される Worker の省略可能なコンテキスト。

戻り値

StorPortQueueWorkItem ルーチンは、次のいずれかの状態コードを返します。

リターン コード 説明
STOR_STATUS_BUSY 作業項目は既に処理キューに登録されています。
STOR_STATUS_INVALID_DEVICE_STATE デバイスが削除処理中であるため、作業項目をキューに入れることはできません。
STOR_STATUS_INVALID_IRQL 現在の IRQL がDISPATCH_LEVELを超えています。
STOR_STATUS_INVALID_PARAMETER HwDeviceExtensionWorker、または WorkItemCallback が NULL です。
STOR_STATUS_SUCCESS 作業項目が正常にキューに入れられます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8以降のバージョンの Windows で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header storport.h (Storport.h を含む)
IRQL <= DISPATCH_LEVEL

こちらもご覧ください

HwStorWorkItem

StorPortFreeWorker

StorPortInitializeWorker