ClfsReadRestartArea 関数 (wdm.h)

ClfsReadRestartArea ルーチンは、指定された CLFS ストリームに最後に書き込まれた再始動レコードを読み取ります。

構文

CLFSUSER_API NTSTATUS ClfsReadRestartArea(
  [in, out] PVOID     pvMarshalContext,
  [out]     PVOID     *ppvRestartBuffer,
  [out]     PULONG    pcbRestartBuffer,
  [out]     PCLFS_LSN plsn,
  [out]     PVOID     *ppvReadContext
);

パラメーター

[in, out] pvMarshalContext

CLFS ストリームに関連付けられたマーシャリング領域を表す不透明なコンテキストへのポインター。 呼び出し元は、 ClfsCreateMarshallingArea を呼び出して、このポインターを以前に取得しました。

[out] ppvRestartBuffer

再起動レコードのデータ バッファーへのポインターを受け取る変数へのポインター。

[out] pcbRestartBuffer

pcbRestartBuffer が指すデータ バッファーのサイズ (バイト単位) を受け取る ULONG 型の変数へのポインター。 これは、再起動レコードのデータ バッファーの長さです。

[out] plsn

読み取られた再開レコードの LSN を受け取るCLFS_LSN構造体へのポインター。

[out] ppvReadContext

不透明な読み取りコンテキストへのポインターを受け取る変数へのポインター。 呼び出し元は、このコンテキストを ClfsReadPreviousRestartArea または ClfsReadNextLogRecord に渡すことができます。 呼び出し元が読み取りコンテキストの使用を完了したら、 ClfsTerminateReadLog を呼び出してコンテキストを解放する必要があります。

戻り値

ClfsReadRestartArea は、成功した場合STATUS_SUCCESSを返します。それ以外の場合は、Ntstatus.h で定義されているエラー コードのいずれかを返します。

注釈

CLFS の概念と用語の詳細については、「 共通ログ ファイル システム」を参照してください。

CLFS ストリームからレコードを読み取る方法については、「CLFS Streamからのデータ レコードの読み取り」および「CLFS Streamからの再開レコードの読み取り」を参照してください。

読み取りコンテキストはスレッド セーフではありません。 クライアントは、読み取りコンテキストへのアクセスをシリアル化する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Server 2003 R2、Windows Vista、およびそれ以降のバージョンの Windows で使用できます。
対象プラットフォーム デスクトップ
Header wdm.h (Wdm.h を含む)
Library Clfs.lib
[DLL] Clfs.sys
IRQL <= APC_LEVEL

こちらもご覧ください

ClfsCreateMarshallingArea

ClfsReadNextLogRecord

ClfsReadPreviousRestartArea

ClfsTerminateReadLog