KeQueryPerformanceCounter 関数 (wdm.h)

KeQueryPerformanceCounter ルーチンは、パフォーマンス カウンターの現在の値と頻度を取得します。

KeQueryPerformanceCounter を使用して、時間間隔測定用の高解像度 (<1μs) タイム スタンプを取得します。

構文

NTHALAPI LARGE_INTEGER KeQueryPerformanceCounter(
  [out, optional] PLARGE_INTEGER PerformanceFrequency
);

パラメーター

[out, optional] PerformanceFrequency

KeQueryPerformanceCounter がパフォーマンス カウンターの頻度を 1 秒あたりのティック数で書き込む変数へのポインター。 このパラメーターは省略可能であり、呼び出し元がカウンター頻度値を必要としない場合は NULL にすることができます。

戻り値

KeQueryPerformanceCounter は 、パフォーマンス カウンターの値をティック単位で返します。

注釈

KeQueryPerformanceCounter は、高解像度の単調非宣言カウンターの現在の値を表す 64 ビットの整数を返します。

パフォーマンス カウンターの頻度を取得するには、PerformanceFrequency パラメーターに NULL 以外のポインター値を指定します。 パフォーマンス カウンターの頻度はシステムの起動時に固定され、すべてのプロセッサで一貫しています。 そのため、ドライバーは、初期化中にパフォーマンス カウンターの頻度をキャッシュできます。

この関数とその使用方法の詳細については、「 高解像度タイム スタンプの取得」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library Hal.lib
[DLL] Hal.dll
IRQL 任意のレベル

こちらもご覧ください

KeQueryInterruptTime

KeQuerySystemTime

KeQueryTickCount

KeQueryTimeIncrement

QueryPerformanceCounter

QueryPerformanceFrequency