REG_LOAD_KEY_INFORMATION 構造体 (wdm.h)

REG_LOAD_KEY_INFORMATION構造体には、読み込まれているレジストリ ハイブに関する情報が含まれています。

構文

typedef struct _REG_LOAD_KEY_INFORMATION {
  PVOID           Object;
  PUNICODE_STRING KeyName;
  PUNICODE_STRING SourceFile;
  ULONG           Flags;
  PVOID           TrustClassObject;
  PVOID           UserEvent;
  ACCESS_MASK     DesiredAccess;
  PHANDLE         RootHandle;
  PVOID           CallContext;
  PVOID           ObjectContext;
  PVOID           Reserved;
} REG_LOAD_KEY_INFORMATION, *PREG_LOAD_KEY_INFORMATION;

メンバー

Object

読み込まれるハイブのルート キーのレジストリ キー オブジェクトへのポインター。

KeyName

ルート キーの名前を含む UNICODE_STRING 構造体へのポインター。

SourceFile

読み込まれるレジストリ ハイブ情報を含むファイルのパス名を含む UNICODE_STRING構造体への ポインター。

Flags

システムで使用するために予約されています。

TrustClassObject

システムで使用するために予約されています。

UserEvent

ハイブがアンロードされたときに通知されるイベント オブジェクトへのポインター。

DesiredAccess

レジストリ キーを読み込もうとしているスレッドによって指定されたアクセス マスク。 このアクセス マスクの詳細については、ZwCreateKey ルーチンの DesiredAccess パラメーターの説明を参照してください。

RootHandle

読み込まれるハイブのルートへのハンドルを受け取る場所へのオプションのポインター。 アプリケーション ハイブが読み込まれている場合、このメンバーは NULL 以外にすることができます。 それ以外の場合は、このメンバーは NULL である必要があります。

CallContext

ドライバーの RegistryCallback ルーチンが提供できるオプションのドライバー定義コンテキスト情報。

ObjectContext

CmSetCallbackObjectContext ルーチンを呼び出すことによって、ドライバーがレジストリ オブジェクトに関連付けたドライバー定義のコンテキスト情報へのポインター。

Reserved

システムで使用するために予約されています。

注釈

オペレーティング システムは、ユーザー モード スレッドが RegLoadKey を呼び出してレジストリ ハイブを読み込むたびに、REG_LOAD_KEY_INFORMATION構造体を RegistryCallback ルーチンに渡します。

レジストリのフィルター処理操作の詳細については、「レジストリ 呼び出しのフィルター処理」を参照してください。

要件

要件
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)

こちらもご覧ください

CmSetCallbackObjectContext

レジストリ呼び出しのフィルター処理

RegLoadKey

RegistryCallback

REG_LOAD_KEY_INFORMATION_V2

UNICODE_STRING

ZwCreateKey