dv (ローカル変数の表示)
dv コマンド は、現在のスコープ内のすべてのローカル変数の名前と値を表示します。
dv [Flags] [Pattern]
パラメーター
フラグ
追加情報が表示されます。 次の大文字と小文字を区別する フラグを 含めできます。
/f<Addr>
任意の関数アドレスを指定して、任意のコードに対して存在するパラメーターとローカルを任意の場所で確認できます。 値の表示をオフにし、/ V を意味します。 /f フラグは最後のフラグである必要があります。 文字列が引用符で囲まれた場合でも、パラメーター フィルター パターンをその後に指定できます。
/i
表示で変数の種類 (local、global、parameter、function、unknown) を指定します。
/t
各ローカル変数のデータ型が表示されます。
/v
各ローカル変数の仮想メモリ アドレスまたはレジスタの場所を表示します。
/V
/v と同じで、関連するレジスタに対する相対ローカル変数のアドレスも含まれます。
/a
出力をアドレスで昇順に並べ替えます。
/A
出力をアドレスで降順に並べ替える。
/n
出力を名前で昇順に並べ替えます。
/N
出力を名前で降順に並べ替える。
/z
出力をサイズで昇順に並べ替えます。
/Z
出力をサイズで降順に並べ替える。
パターン
指定したパターンに一致するローカル変数のみをコマンドに表示 します。 パターンには、さまざまなワイルドカードと指定子が含まれる場合があります。詳細については 、「文字列ワイルドカード構文」 を参照してください。 Pattern に スペースが含まれている場合は、引用符で囲む必要があります。 Pattern を 省略すると、すべてのローカル変数が表示されます。
環境
モード |
ユーザー モード、カーネル モード |
ターゲット |
ライブ、クラッシュ ダンプ |
プラットフォーム |
all |
追加情報
ローカル変数の表示と変更の詳細、および他のメモリ関連コマンドの説明については、「メモリの読み取りおよび書き込み 」を参照してください。
注釈
詳細モードでは、変数のアドレスも表示されます。 (これは、x (シンボルの調査 ) コマンドを使用して実行 することもできます)。
データ構造と見慣れないデータ型は、完全には表示されません。型名が表示されます。 構造体全体を表示したり、構造体の特定のメンバーを表示したりするには、 dt (Display Type) コマンドを使用 します。
ローカル コンテキストによって 、表示されるローカル変数のセットが決定されます。 既定では、このコンテキストはプログラム カウンターの現在位置と一致します。 これを変更する方法については、「ローカル コンテキスト」 を参照してください。