シンボル状態の省略形

シンボル ファイルの種類とその読み込み状態は、 lm (List Loaded Modules) コマンド、 !lmi 拡張機能、または WinDbg の デバッグ |[モジュール] メニュー コマンド。

これらの各モジュールには、読み込まれたモジュールとそのシンボルに関する情報が表示されます。

これらのコマンドによって生成されるディスプレイでは、次の省略形が使用されます。

省略形 意味

deferred

モジュールは読み込まれていますが、デバッガーはシンボルを読み込もうとしていません。 必要に応じ、シンボルが読み込まれます。 詳細については、「 遅延シンボルの読み込み」 を参照してください。

#

シンボル ファイルと実行可能ファイルのタイムスタンプまたは チェック数 で一致しません。

T

タイムスタンプが見つからないか、アクセスできないか、あるいは、0 に等しい。

C

チェック数が見つからないか、アクセスできないか、あるいは、0 に等しい。

DIA

シンボル ファイルは、デバッグ インターフェイス アクセス (DIA) を介して読み込まれました。

エクスポート

実際のシンボル ファイルが見つからなかったため、シンボル情報はバイナリ ファイルのエクスポート テーブルから抽出されました。

M

シンボル ファイルと実行可能ファイルのタイムスタンプまたは チェック数 で一致しません。 ただし、シンボル オプションの設定により、シンボル ファイルが読み込まれました。

PERF

このバイナリには、 パフォーマンス最適化コードが含まれています。 標準アドレスの算術演算では、正しい結果が生成されない場合があります。

Stripped

デバッグ情報が image ファイルから取り除かれました。

/PDB

シンボルは .pdb 形式です。

COFF

シンボルは、共通オブジェクト ファイル形式 (COFF) シンボル形式です。