AgeStore の使用

AgeStore は、最後のアクセス日に基づいて、ディレクトリまたはディレクトリ ツリー内のファイルを削除するツールです。 その主な目的は、ディスク領域を節約するために、シンボル サーバーまたはソース サーバーによって使用されるダウンストリーム ストアから古いファイルを削除する場合です。 また、一般的なファイル削除ツールとして使用することもできます。

AgeStore では、1 つのディレクトリ (ターゲット ディレクトリ) 内のすべてのファイル、またはツリー内のすべてのディレクトリ (ターゲット ツリー) 内のすべてのファイルを削除できます。 -s オプションは、ツリー全体を対象とします。

削除するターゲット ディレクトリまたはターゲット ツリー内のファイルを指定するには、3 つの方法があります。 agestore -date=Month-Day-Year コマンドは、指定した日付より前に最後にアクセスされたファイルを削除します。 agestore -days=NumberOfDays コマンドは、指定された日数を超える最後にアクセスされたファイルをすべて削除します。 agestore -size=SizeRemaining コマンドは、残りのファイルの合計サイズが SizeRemaining 以下になるまで、ターゲット ディレクトリまたはターゲット ツリー内のすべてのファイルを削除します(最も最近アクセスされたファイルから始まる)。

たとえば、次のコマンドは、2008 年 1 月 7 日より前に最後にアクセスされた C:\MyDir 内のすべてのファイルを削除します。

agestore c:\mydir -date=01-07-2008

次のコマンドは、30 日前に最後にアクセスされた C:\symbols\downstreamstore の下位にあるディレクトリ ツリー内のすべてのファイルを削除します。

agestore c:\symbols\downstreamstore -days=30 -s

次のコマンドは、C:\symbols\downstreamstore の下位にあるディレクトリ ツリー内のファイルを削除します。このツリー内のすべてのファイルの合計サイズが 50,000 バイト以下になるまで、最も前にアクセスされたファイルから始めます。

agestore c:\symbols\downstreamstore -size=50000 -s

-l オプションを指定すると、AgeStore はファイルを削除せず、このオプションなしで削除されるファイルを一覧表示します。 AgeStore コマンドを使用する前に、-l オプションを追加して目的のコマンドを実行し、削除するファイルを正確に削除することを確認する必要があります。

完全なコマンド ライン構文については、「AgeStore のオプション」 をCommand-Lineしてください

Windows Vista 以降での AgeStore の実行

AgeStore は、アクセスされた最後の時刻に基づいてファイルを削除します。ファイル システムに最終アクセス時刻 (LAT) データが格納されている場合にのみ正常に実行できます。 NTFS ファイル システムでは、LAT データ ストレージを有効または無効にすることができます。 無効にすると、AgeStore は実行されませんが、代わりに次のエラー メッセージが表示されます。

Last-Access-Time support is disabled on this computer.
Please read the documentation for more details.

Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、LAT データ ストレージは既定で無効になっているため、このデータを最初に有効にしない限り、AgeStore は実行されません。

Vista Windows以降のバージョンの Windows では、FSUtil (Fsutil.exe) ツールを使用して LAT データの収集を有効にできます。 コマンド プロンプト ウィンドウで、次のコマンドを発行します。

fsutil behavior set disablelastaccess 0 

次のコマンドを使用して、LAT データの収集を無効にするには:

fsutil behavior set disablelastaccess 1 

これらの変更は、次の再起動後に有効Windows。

FAT32 ファイル システムには常に LAT 情報が格納されます (ただし、時刻ではなく日付だけが格納されます)。 そのため、AgeStore は FAT32 ファイル システムで動作します。 ただし、NTFS LAT が無効になっている場合、AgeStore は実行されないので、ファイル システムが FAT32 の場合でも NTFS LAT を有効にする必要があります。