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ボタンのレポート

インボックス汎用 I/O (GPIO) ボタン ドライバーは、ボタン配列の定義された GPIO リソースで受信される割り込みに基づいて、Windows にレポートします。

インボックス GPIO ボタン ドライバーは、表 1 GPIO ボタン レポートに記載されるボタンの押下と組み合わせを報告します。

表 1 GPIO ボタンのレポート

Button _CRS Wakeable が必要 On-SOC GPIO が必要 Edge レポート (ActiveLow と見なす)
Windows はい はい 両方
音量大 はい はい 両方
音量小 はい はい 両方
回転ロック いいえ はい 両方
電力 はい はい 両方

GPIO 以外に基づくすべての実装は、同じレポート スキームに従う必要があります。

定義の順序は、電源、Windows、音量大、音量小、回転ロックです。 これらの機能の HID 記述子を作成する方法の例については、HID ボタン レポート記述子を参照してください。

前提要件では、回転ロックに Win + O を使用する方法について説明しています。 この組み合わせは引き続き機能しますが、キーボード レイアウトの変更には不向きです。対して、Win + F14 はレイアウトに依存しません。

表 2 GPIO 以外のボタンのレポート トリガー

個々のボタンのレポート ソース 使用上の要件 レポート トリガー 繰り返し
電力 システム コントロール 0x81 (電源) 物理的なボタン - 大 いいえ
Windows [キーボード] 0xE3 (Win) 物理的なボタン - 大 いいえ
音量大 コンシューマー コレクション 0xE9 (音量大) 物理ボタン – 小 はい
音量小 コンシューマー コレクション 0xEA (音量小) 物理ボタン – 小 はい
回転ロック [キーボード] 0xE3 + 0x69 (Win + F14) 物理ボタン – 小 いいえ

次のキーボードの組み合わせは、その完了に基づいて報告する必要があり、組み合わせが保持される場合は繰り返さないでください。

表 3 GPIO 以外のボタンの組み合わせのレポート トリガー

ボタンの組み合わせレポート 使用上の要件 レポート トリガー 繰り返し
Windows + 電源

0xE0 + 0xE2 + 0x4C

(Ctrl + Alt + Del)

物理電源ボタン – ダウン いいえ
Windows + 音量大

0xE3 + 0xE0 + 0x69

(Win + Ctrl + F14)

物理音量ボタン - 小 いいえ
Windows + 音量小

0xE3 + 0x6A

(Win + F15)

物理音量ボタン - 小 いいえ

Note