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画像の処理

一部のミニドライバー (特にスキャナー ミニドライバー) には、画像処理レイヤーが必要となります。 このレイヤーは、静止画像デバイスから取得したデータがアプリケーションに渡される前に何らかの操作を必要とする場合にのみ、必須となります。

デバイスから取得した生データにそれ以上の処理が必要ない場合、画像処理レイヤーを省略できます。

画像の操作が必要な場合、WIA ミニドライバーで GDI+ を使用することをお勧めします。

WIA ドライバーでの GDI+ の使用

GDI+ は、2 次元の画像操作ルーチンを提供するライブラリです。 このライブラリには、イメージ属性を変更したり、回転やサイズ変更を行うメカニズムが用意されています。

WIA ミニドライバーで GDI+ を使用するには、GDI+ が正しく初期化されていることを確認してください。 GDI+ は、WIA ミニドライバーの作成時と読み込み時に初期化できます。 また、WIA ドライバーに Gdiplus.lib ライブラリへの Gdiplus.h リンクが含まれていることをご確認ください。

GDI+ に関する詳細は、Microsft Windows SDK のドキュメンテーションをご覧ください。