電源マネージャー

電源マネージャーは、システムの電力使用量を管理する役割を担います。 システム全体の電源ポリシーを管理し、システム内の電源 IRP のパスを追跡します。

電源マネージャーは、ドライバーに IRP_MJ_POWER 要求を送信して電源操作を要求します。 要求では、新しい電源状態を指定することも、電源状態の変更が可能かどうかクエリを実行することもできます。

スリープ、休止、またはシャットダウンが必要な場合、電源マネージャーは、デバイス ツリー内の各リーフ ノードに IRP_MJ_POWER 要求を送信して、適切な電源アクションを要求します。 電源マネージャーは、システムをスリープ状態にするか、休止状態にするか、シャットダウンするかを決定する際に、次の点が考慮されます。

  • システム アクティビティ レベル

  • システム バッテリー レベル

  • アプリケーションからのシャットダウン、休止、またはスリープ要求

  • 電源ボタンを押すなどのユーザー アクション

  • コントロール パネルの設定

詳細については、「Windows カーネル モード電源マネージャー」を参照してください。