specialize

Windows セットアップの specialize 構成パスでは、イメージのコンピューター固有の情報が適用されます。 たとえば、ネットワーク設定、地域と言語の設定、およびドメイン情報を構成できます。

specialize 構成パスは、generalize 構成パスと共に使用されます。 generalizeパスは、組織全体で使用できるWindows参照イメージを作成するために使用されます。 この基本的な Windows 参照イメージから、組織内の異なる部門や Windows の異なるインストールに適用されるカスタマイズを追加することができます。 sysprep /generalize コマンドを使用して、Windows イメージを新しいコンピューターに移動またはコピーする方法を事前に指定する必要があります。 詳細については、「Sysprep (システム準備) の概要」と「Sysprep のコマンド ライン オプション」を参照してください。

次の図は、このような特別なカスタマイズを適用するために specialize 構成パスがどのように使用されるかを示しています。

specialize configuration pass

たとえば、specialize 構成パス中に、会社内のさまざまな部署や支社に対して、Internet Explorer の異なるホーム ページを指定することができます。 その後、この設定によって既定のホーム ページがオーバーライドされます。

構成パスのしくみ

auditSystem

auditUser

generalize

offlineServicing

oobeSystem

windowsPE