Share via

WinREConfig XML リファレンス

  • [アーティクル]

このリファレンスでは、WinRE 内でカスタムのサポート ツールおよび診断ツールを定義できる winreconfig.xml ファイルの作成で使用される xml 要素について説明します。

WinREConfig.xml ファイルの例

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<!-- WinREConfig.xml -->
<Recovery>
   <RecoveryTools>
      <RelativeFilePath>OEMDiagnostics.exe</RelativeFilePath>
      <CommandLineParam>/param1 /param2</CommandLineParam>
      <RequireLogonOnReset></RequireLogonOnReset>
   </RecoveryTools>
</Recovery>

使用可能な要素の説明

要素 説明
RelativeFilePath Recenv.exeが存在するフォルダーの\Toolsサブフォルダーからの相対パス。 たとえば、Recenv.exe が X:\WinRE\ にある場合、このフィールドに指定するパスは X:\WinRE\tools の相対パスです。
CommandLineParam カスタム ツールの実行中に使用される省略可能なパラメーター。
RequireLogonOnReset 存在する場合、[この PC を初期状態に戻す] -> [すべて削除する] を選択すると、アカウントを選択してパスワードを入力するように求めるメッセージが表示されます。

WinREConfig.xml を作成する

  1. Windows REの作業ディレクトリにtoolsサブディレクトリを作成します。 たとえば、Sources\Recovery\Tools に作成します。

  2. winreconfig.xml という名前の .xml ファイルを作成します。

  3. 次をコピーし、winreconfig.xml に貼り付けます。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<!-- WinREConfig.xml -->
<Recovery>
<RecoveryTools>
    <RelativeFilePath></RelativeFilePath>
    <CommandLineParam></CommandLineParam>
    <RequireLogonOnReset></RequireLogonOnReset>
</RecoveryTools>
</Recovery>

  4. xml ファイル内の要素を構成します。

  5. Windows RE 作業ディレクトリの Sources\Recovery\Tools の下にファイルを保存します。