HMD Exerciser Kit クイック スタート ガイド

  • [アーティクル]

Windows MR HMD Exerciser Kit の使用を開始するには:

  1. Windows 10 Fall Creators Update 以降をインストールして、テスト対象のシステム (SUT) を準備します。 Windows のバージョンが 1709 以上である必要があります。 インストールされている Windows のバージョンを確認するには、コマンド プロンプトから winver を実行します。

  2. SUT に、Windows Mixed Reality 対応のグラフィックス カードが搭載されていることを確認します。 Mixed Reality が機能するには、モニターが HMD に加えて SUT に接続されている必要があることに注意してください。

  3. ボックスから HMD Exerciser Main Board と HMD Tester Board を、付属の他のケーブルまたはアクセサリと共に取り外します。

  4. HMD Exerciser Main Board の USB 3.0 Type B Connection (ラベル J1) を SUT の USB 3.0 ポートに接続します。

  5. J1 というラベルの付いた HMD Exerciser Main Board の HDMI ポートを Windows Mixed Reality 対応グラフィックス カードに接続します。

  6. HMD の USB ケーブルを USB Type A SuperSpeed Shield のポート J2 に接続します。

  7. HMD の HDMI ケーブルを HDMI Shield のポート J2 に接続します。

  8. HMD にオーディオ ジャックがある場合は、3.5 mm オーディオ ケーブルを使用して HMD オーディオ ジャックを HMD Exerciser Main Board に接続します。

  9. HMD Exerciser の USB 2.0 ポートを SUT に接続します。

    Note

    別のホスト PC からテストを実行する場合は、代わりに USB 2.0 ケーブルをそのシステムに接続します。

  10. HMD Exerciser の電源装置を下部のボードの電源ジャックに接続します。 サーボを使用しない限り、電源装置を上部の電源ジャックに接続しないでください。

  11. サンプルの 3D モデル、またはテスト対象の HMD に合うカスタム フィクスチャを使用して、HMD Tester Board を HMD に固定します。

    Note

    カスタム フィクスチャを使用する場合は、IR LED とフォトダイオードがプレゼンス センサーの前に約 1 ～ 2 cm 離れた場所にあることを確認します。 カラー センサーは、ディスプレイのほぼ中央になければなりません。

  12. HMD Tester Board から、P1 というラベルが付いた HMD Exerciser のコネクタに HMD ボード ケーブルを接続します。

  13. HMD Exerciser Kit ソフトウェアをローカルに展開します。

  14. コマンド プロンプトを開き、HMD Exerciser Kit ソフトウェアのディレクトリに移動します。

  15. コマンド プロンプトで、ConnExUtil.exe /SetPort J2 を実行します。 HMD は、Windows Mixed Reality Portal を列挙し、起動します。

  16. コマンド プロンプトで、ConnExUtil.exe /SetHDMIPort J2 を実行します。 MRP は Ready 状態を示します

  17. これでテスト セットアップは完了です。 ConnExUtil を使用して、USB と HDMI を接続/切断し、ディスプレイの色と明るさを取得し、ユーザー プレゼンスをスプーフィングし、オーディオ レベルを確認できます。