電子メール通知を構成する

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2

クォータおよびファイル スクリーンを作成した場合は、ユーザーのクォータ制限が近づいているときや、ユーザーがファイルを保存しようとしたがブロックされた後に、ユーザーに電子メール通知を送信することができます。 記憶域レポートを生成した場合は、特定の受信者にレポートを電子メールで送信することができます。 クォータおよびファイル スクリーン処理イベントを特定の管理者に定期的に通知する場合、または、記憶域レポートを送信する場合は、1 人以上の既定の受信者を構成できます。

このような通知や記憶域レポートを送信するには、電子メール メッセージの転送に使用する SMTP サーバーを指定する必要があります。

電子メールのオプションを構成するには、次の手順を実行します。

  1. コンソール ツリーで、[ファイル サーバー リソース マネージャー] を右クリックし、[オプションの構成] をクリックします。 [ファイル サーバー リソース マネージャーのオプション] ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [電子メールの通知] タブの [SMTP サーバー名または IP アドレス] に、電子メール通知と記憶域レポートを転送する SMTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。

  3. クォータまたはファイル スクリーン処理イベントを特定の管理者に定期的に通知する場合、または記憶域レポートを電子メールで送信する場合は、[管理者である既定の受信者] に各電子メール アドレスを入力します。

    "アカウント@ドメイン" という形式を使用します。 複数のアカウントはセミコロンで区切ります。

  4. ファイル サーバー リソース マネージャーから送信する電子メール通知と記憶域レポートに異なる差出人アドレスを指定するには、[既定の "差出人" 電子メール アドレス] に、メッセージに表示する電子メール アドレスを入力します。

  5. 設定をテストするには、[テスト電子メールの送信] をクリックします。

  6. [OK] をクリックします。

PowerShell を使用して電子メールのオプションを構成するには

次の例に示されているように、Set-FsrmSetting コマンドレットを使用して電子メールの構成を設定すること、および Send-FsrmTestEmail コマンドレットを使用してテスト電子メールを送信することができます。

#   Setting FSRM email options
$MHT = @{
  SmtpServer        = 'SMTP.Contoso.Com'  
  FromEmailAddress  = 'FSRM@RContoso.Com'
  AdminEmailAddress = 'FSAdmin@Contoso.com'
}
Set-FsrmSetting @MHT

#   Sending a test email to check the setup
$MHT = @{
  ToEmailAddress = 'JerryG@Contoso.Com'
  Confirm        = $false
}
Send-FsrmTestEmail @MHT

その他の参照情報