App-V クライアント上の未公開パッケージを自動的にクリーンアップする
適用対象:
- Windows 10
- Windows 11
以前のバージョンの App-V で追加のストレージ領域を解放する場合は、発行されていないパッケージをクライアント デバイスから手動で削除する必要がありました。 Windows 10 バージョン 1703 以降では、PowerShell または グループ ポリシー 設定を使用して、デバイスを再起動した後に、発行されていないパッケージを自動的にクリーンします。
PowerShell コマンドレットを使用してクリーンアップする
PowerShell コマンドレットを入力して AutoCleanupEnabled 設定を有効にすると、App-V クライアント デバイスから発行されていない App-V パッケージが自動的にクリーンされます。
AutoCleanupEnabled オプションを有効にする
管理者として PowerShell を開き、次のコマンドレットを入力して、パッケージの自動クリーンアップ機能を有効にします。
Set-AppvClientConfiguration -AutoCleanupEnabled 1
コマンドレットを実行すると、PowerShell 画面に次の情報が表示されます。
名前 値 SetbyGroupPolicy AutoCleanupEnabled 1 False 次のコマンドレットを実行して、構成でクリーンアップ設定が有効になっているかどうかをチェックします。
Get-AppvClientConfiguration
AutoCleanupEnabled オプションの構成一覧に値 1 が表示されている場合は、設定が有効になっていることを意味します。
グループ ポリシー設定でクリーンアップする
グループ ポリシーを使用して、[未使用の App-V パッケージの自動クリーンアップを有効にする] 設定をオンにして、App-V クライアント デバイスから発行されていない App-V パッケージを自動的にクリーンできます。
[未使用の App-V パッケージの自動クリーンアップを有効にする] 設定を有効にする
グループ ポリシー エディターを開き、[管理用テンプレート]\[System\App-V\PackageManagement]\[未使用の App-V パッケージの自動クリーンアップを有効にする] 設定を選択します。
[ 有効] を選択し、[ OK] を選択します。
グループ ポリシーが更新され、クライアントをリセットすると、App-V クライアントで発行されていない App-V パッケージが設定にクリーンされます。