Share via


RPC_IF_HANDLE

RPC_IF_HANDLE データ型は、インターフェイス ハンドルを宣言します。

typedef void __RPC_FAR* RPC_IF_HANDLE;

解説

RPC ランタイム ライブラリは、インターフェイス ハンドルを使用してインターフェイス仕様のデータ構造にアクセスします。 MIDL コンパイラは、各 IDL ファイルからインターフェイス仕様データ構造を自動的に作成し、インターフェイスの指定にRPC_IF_HANDLE型のグローバル変数を作成します。

MIDL コンパイラには、インターフェイス用に生成された各ヘッダー ファイルにインターフェイス ハンドルが含まれています。 パラメーターとしてインターフェイスの指定を必要とする関数は、 RPC_IF_HANDLEのデータ型を示します。 各インターフェイス ハンドル名の形式は次のとおりです。

  • if-name_ClientIfHandle (クライアントの場合)
  • if-name_ServerIfHandle (サーバーの場合)

if-name 部分は、IDL ファイル内のインターフェイス識別子を指定します。

次に例を示します。

hello_ClientIfHandle

hello_ServerIfHandle

Note

インターフェイス ハンドル名の最大長は 31 文字です。

名前の "_ClientIfHandle" 部分と "_ServerIfHandle" 部分には 15 文字が必要であるため、 if-name 要素の長さを 16 文字以内にできます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Rpcdce.h (Rpc.h を含む)