SymEnumSourceLines 関数 (dbghelp.h)

モジュール内のすべてのソース行を列挙します。

構文

BOOL IMAGEAPI SymEnumSourceLines(
  [in]           HANDLE                  hProcess,
  [in]           ULONG64                 Base,
  [in, optional] PCSTR                   Obj,
  [in, optional] PCSTR                   File,
  [in, optional] DWORD                   Line,
  [in]           DWORD                   Flags,
  [in]           PSYM_ENUMLINES_CALLBACK EnumLinesCallback,
  [in, optional] PVOID                   UserContext
);

パラメーター

[in] hProcess

プロセスへのハンドル。 このハンドルは、 SymInitialize 関数に以前に渡されている必要があります。

[in] Base

モジュールのベース アドレス。

[in, optional] Obj

モジュール内の.obj ファイルの名前。 列挙のスコープは、このファイルに制限されます。 このパラメーターが NULL または空の文字列の場合は、すべての.objファイルが検索されます。

[in, optional] File

検索するソース ファイルの名前を示すワイルドカード式。 このパラメーターが NULL または空の文字列の場合は、すべてのファイルが検索されます。

[in, optional] Line

モジュール内の行番号。 列挙のスコープは、この行に制限されます。 このパラメーターが 0 の場合は、すべての行が検索されます。

[in] Flags

このパラメーターがESLFLAG_FULLPATH場合、関数は File パラメーターの完全なパスと一致します。

[in] EnumLinesCallback

行情報を受け取る SymEnumLinesProc コールバック関数。

[in, optional] UserContext

コールバック関数 ( NULL) に渡されるユーザー定義値。 通常、このパラメーターは、コールバック関数のコンテキストを提供するデータ構造へのポインターを渡すためにアプリケーションによって使用されます。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります

関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError を呼び出します。

注釈

この関数など、すべての DbgHelp 関数はシングル スレッドです。 そのため、複数のスレッドからこの関数を呼び出すと、予期しない動作やメモリ破損が発生する可能性があります。 これを回避するには、複数のスレッドからのすべての同時呼び出しをこの関数に同期する必要があります。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー dbghelp.h
Library Dbghelp.lib
[DLL] Dbghelp.dll
再頒布可能パッケージ DbgHelp.dll 6.4 以降

こちらもご覧ください

DbgHelp 関数

SymEnumLinesProc

SymInitialize