IDataObjectAsyncCapability::SetAsyncMode メソッド (shldisp.h)

データ オブジェクトが非同期データ抽出をサポートするかどうかを指定するために、ドロップ ソースによって呼び出されます。

構文

HRESULT SetAsyncMode(
  [in] BOOL fDoOpAsync
);

パラメーター

[in] fDoOpAsync

種類: BOOL

非同期操作がサポートされている場合にVARIANT_TRUEします。それ以外の場合は、VARIANT_FALSE。 既定値は VARIANT_FALSE です。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

このメソッドは、データ オブジェクトが非同期データ抽出をサポートしていることを示すために、ドロップ ソースによって呼び出されます。 後で IDataObjectAsyncCapability::GetAsyncMode で使用するために、fDoOpAsync を格納します。 ドロップ ターゲットは、 IDataObjectAsyncCapability::GetAsyncMode を呼び出して fDoOpAsync 値を取得することで、非同期データ抽出をサポートするかどうかを決定します。

fDoOpAsyncVARIANT_TRUE に設定されている場合、SetAsyncModeIDataObjectAsyncCapability::AddRef を呼び出し、IDataObjectAsyncCapability::EndOperation で使用するインターフェイス ポインターを格納する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shldisp.h
[DLL] Shell32.dll (バージョン 6.0 以降)

こちらもご覧ください

IDataObjectAsyncCapability