次の方法で共有


ISharedBitmap インターフェイス (thumbcache.h)

ビットマップにアクセスするためのメモリ効率の高いメソッドを公開します。 このインターフェイスは HBITMAP オブジェクトのシン ラッパーとして使用されるため、これらのオブジェクトを参照カウントし、基になるデータを変更しないように保護できます。

継承

ISharedBitmap インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ISharedBitmap には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ISharedBitmap インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ISharedBitmap::D etach

ISharedBitmap オブジェクトに含まれるビットマップを取得し、含まれているビットマップが共有メモリに存在する場合はコピーを返します。
ISharedBitmap::GetFormat

ビットマップ イメージのアルファ型を取得します。
ISharedBitmap::GetSharedBitmap

ISharedBitmap オブジェクトに含まれるビットマップを取得します。
ISharedBitmap::GetSize

ISharedBitmap オブジェクトに含まれるビットマップのサイズを取得します。
ISharedBitmap::InitializeBitmap

指定したビットマップを使用して、新しい ISharedBitmap オブジェクトを初期化します。

注釈

このインターフェイスは、 IThumbnailCache のメソッドと組み合わせて使用されます。 IThumbnailCache::GetThumbnail および IThumbnailCache::GetThumbnailByID によって返されるビットマップは、ISharedBitmap 型です。

サムネイル キャッシュから ISharedBitmap オブジェクトを取得すると、基になるビットマップが共有メモリに存在し、パフォーマンスが向上する可能性があります。

メモリ マップされたビットマップの基になるデータは、クライアントがアクセスしている間に保護されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー thumbcache.h