ID3D11DeviceContext2::SetMarkerInt メソッド (d3d11_2.h)

アプリケーションでグラフィックス コマンドに注釈を付けることができます。

構文

void SetMarkerInt(
  [in] LPCWSTR pLabel,
       INT     Data
);

パラメーター

[in] pLabel

ETW ログ記録がアクティブな場合に ETW に記録される省略可能な文字列。 文字列に '#d' が表示される場合は、printf の動作と同様に Data パラメーターの値に置き換えられます。

Data

ETW ログ記録がアクティブな場合に ETW にログ記録される符号付きデータ値。

戻り値

なし

解説

SetMarkerInt を使用すると、GPU が実行している内容により多くのコンテキストを提供するために、アプリケーションでグラフィックス コマンドに注釈を付けることができます。 ETW ログ記録またはサポート ツールが有効になっている場合、CPU タイムラインと GPU タイムラインの間に追加のマーカーが関連付けされます。 pLabelData の値は ETW に記録されます。 適切な ETW ログが有効になっていない場合、このメソッドは何も行いません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d3d11_2.h

関連項目

ID3D11DeviceContext2