ID3D12GraphicsCommandList1 インターフェイス (d3d12.h)

レンダリング用のグラフィックス コマンドの一覧をカプセル化し、プログラミング可能なサンプル位置をサポートするようにインターフェイスを拡張し、遅延ラッチ手法を実装するためのアトミック コピー、およびオプションの深度境界テストを行います。

メモこのインターフェイスは、Windows 10 Creators Updateで導入され、ID3D12GraphicsCommandList インターフェイスの最新バージョンです。 Windows 10 Creators Updateをターゲットとするアプリケーションでは、ID3D12GraphicsCommandList の代わりにこのインターフェイスを使用する必要があります。
 

継承

ID3D12GraphicsCommandList1 インターフェイスは、ID3D12GraphicsCommandList から継承されます。 ID3D12GraphicsCommandList1 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ID3D12GraphicsCommandList1 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ID3D12GraphicsCommandList1::AtomicCopyBufferUINT

UINT 型のプライマリ データ要素を、オプションの依存リソースと共に、あるリソースから別のリソースにアトミックにコピーします。
ID3D12GraphicsCommandList1::AtomicCopyBufferUINT64

UINT64 型のプライマリ データ要素を、オプションの依存リソースと共に、あるリソースから別のリソースにアトミックにコピーします。
ID3D12GraphicsCommandList1::OMSetDepthBounds

このメソッドを使用すると、深度境界を動的に変更できます。
ID3D12GraphicsCommandList1::ResolveSubresourceRegion

マルチサンプリングまたは圧縮されたリソースのリージョンを、マルチサンプリングされていないリソースまたは圧縮されていないリソースにコピーします。
ID3D12GraphicsCommandList1::SetSamplePositions

このメソッドは、後続の描画、コピー、解決、および同様の操作で使用されるサンプル位置を構成します。
ID3D12GraphicsCommandList1::SetViewInstanceMask

後続の描画で有効にするビュー インスタンスを制御するマスクを設定します。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d3d12.h

こちらもご覧ください

コア インターフェイス

ID3D12GraphicsCommandList