Share via


IOleDocumentSite インターフェイス (docobj.h)

ドキュメント オブジェクトとして実装されているドキュメントが、インプレース アクティブ オブジェクトの通常のアクティブ化シーケンスをバイパスし、ドキュメント オブジェクトとしてアクティブ化するようにクライアント サイトに直接指示できるようにします。 この機能を持つクライアント サイトは、ドキュメント サイトと呼ばれます。

ホストされるドキュメント オブジェクトごとに、コンテナーは対応するドキュメント サイト ( IOleClientSiteIAdviseSink の実装に加えて IOleDocumentSite も実装する OLE ドキュメント クライアント サイト) を提供する必要があります。 各ドキュメント サイトは、アクティブ化するドキュメントのビューごとに個別のドキュメント ビュー サイト オブジェクトを実装します。 ドキュメント ビュー サイトは IOleInPlaceSite を実装し、必要に応じて IContinueCallback を実装します。

継承

IOleDocumentSite インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IOleDocumentSite には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IOleDocumentSite インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IOleDocumentSite::ActivateMe

インプレース アクティブ オブジェクトではなく、ドキュメント オブジェクトとして呼び出しを行うドキュメントのアクティブ化をドキュメント サイトに要求し、必要に応じて、アクティブ化するオブジェクト ドキュメントのビューを指定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー docobj.h

こちらもご覧ください

IOleClientSite

IOleControlSite

IOleInPlaceSite