IDiscRecorder2::EnableMcn メソッド (imapi2.h)

デバイスのメディア変更通知 (MCN) を有効にします。

構文

HRESULT EnableMcn();

戻り値

S_OKは成功時に返されますが、実装の結果として他の成功コードが返される場合があります。 次のエラー コードは通常、操作の失敗時に返されますが、考えられる唯一のエラー値を表すわけではありません。

リターン コード 説明
E_FAIL
不特定のエラー。

値: 0x80004005

E_OUTOFMEMORY
必要なメモリを割り当てませんでした。

値: 0x8007000E

E_IMAPI_RECORDER_COMMAND_TIMEOUT
デバイスは、タイムアウト期間内にコマンドを受け入れませんでした。 これは、デバイスが不整合な状態になったか、コマンドのタイムアウト値を増やす必要がある場合があります。

値: 0xC0AA020D

HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_INVALID_HANDLE)
指定されたハンドルが無効です。

値: 6

HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_DEV_NOT_EXIST)
指定したネットワーク リソースまたはデバイスが使用できなくなりました。

値: 55

E_IMAPI_RECORDER_LOCKED
最後の操作中にこのレコーダーに関連付けられているデバイスが排他的にロックされているため、この操作は失敗します。

値: 0xC0AA0210

注釈

MCN は、CD-ROM デバイスのメディアの変化と状態の変化を検出する CD-ROM デバイス ドライバーの方法です。 たとえば、CD-ROM デバイスでメディアを変更すると、MCN メッセージが送信され、自動再生などのメディア機能がトリガーされます。 MCN は既定で有効になっています。 IDiscRecorder2::D isableMcn を使用して通知が無効になっている場合に通知を有効にするには、このメソッドを呼び出します。

DisableMcn は、呼び出されるたびに参照カウントをインクリメントします。 EnableMcn メソッドは、カウントをデクリメントします。 参照カウントが 0 の場合、デバイスは有効になります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista、WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー imapi2.h

こちらもご覧ください

IDiscRecorder2

IDiscRecorder2::D isableMcn