IFileDialog::AddPlace メソッド (shobjidl_core.h)

ユーザーがアイテムを開いたり保存したりするために使用できる場所の一覧にフォルダーを追加します。

構文

HRESULT AddPlace(
  [in] IShellItem *psi,
  [in] FDAP       fdap
);

パラメーター

[in] psi

種類: IShellItem*

ユーザーが使用できるようにするフォルダーを表す IShellItem へのポインター。 これはフォルダーにのみ指定できます。

[in] fdap

種類: FDAP

フォルダーがリスト内のどこに配置されているかを指定します。 「FDAP」を参照してください。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

SHSetTemporaryPropertyForItem を使用すると、psi パラメーターで表される項目に一時的なPKEY_ItemNameDisplay プロパティを設定できます。 このプロパティの値は、アイテムの UI 名の代わりに使用されます。

要件

要件	値
サポートされている最小のクライアント	Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー	Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム	Windows
ヘッダー	shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)